レッスンに行くと最初に何をするか?


レッスンにお邪魔した時には毎回最初に質問をします。

今何が気になっているの?

と、尋ねるようにしているのです。

この何が気になっている…と言う事から会話のやりとりをして
どのようなことを普段から注意されているのか?を聞き出したり、自分で今何を気をつけて練習しているのかを探ったりします。

なぜそれをするのかというと、

①不要な注意事項
②過剰に気をつけていることがないか?の聞き取り
③方向がずれてしまっている事の修正

これらをレッスンで改善する為です。
どれだけ長く通っていたとしてもどうしてもズレて理解してしまっていたり、顧問の先生のその注意はイマイチだなと言うことがあったり、先輩の言うことが的外れすぎたり…等、いい方向に進むだけではない情報が入ってしまうのですよね。
それをなるべく相手をdisらないように方向修正するわけです。
これは至難の業ですよ!!

だから、気軽に奏法についてアドヴァイスして欲しくない…と言ってしまうと、強すぎる言い方となりますが、しかし、専門家は先を見越してレッスンをしているので、それがうまく進まなくなるんですよね。
特に真面目系な生徒さんだと、色々な人にそれぞれ言われた事を気にしすぎていてカオスになっている事が多く、コンガラガッタ奏法を解すのはなかなか難しいし時間がかかります。
愛好家さんでもレッスンをされる方がおられますが、中には自分のポリシーだけを伝えて進める人もいらっしゃいます。(これは学生.プロ.愛好家関係ないかもしれませんね)それぞれの人を見て、個別に考えてあげられる方にレッスンをお願いしてほしいなと思う今日この頃です。

どちらにせよスッと上手くなっていく子は、バランス感覚がいいんですよ。
変に真面目すぎたり、言われることを忠実にやりすぎると外れて行く可能性は高まります。
だから普段から求める事が重要になるわけですね。

所詮外部の私達は、しょっちゅうレッスンに行く訳ではないですからね。
多いところで精精1ヶ月に一回です。
数ヶ月に一回のところもありますよね。
だからその間に外れてしまったことを戻すだけでレッスンが終わってしまうと、非常に勿体無い訳です。

ひとことひとこと大丈夫な内容か注意しながら発する必要があります。

自戒を込めて。

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