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不格好ゼミ

はじめに

 周りにnoteを使っている人が一定数いるものの、私は特にやろうとは思いませんでした。とある縁があってこうやって書いているのですが、やってみると見出しを付けられたり、太字にできたりと簡単にブログらしくできる機能があって、結構はまってしまいそうです。

 新たなものを拒絶せず積極的に受け入れることがこれから話す成長に関わり、非常に大事なことなんですね。

さて遅れましたが、私は2023年卒業予定(23卒)で就活生のさかちゃんと申します。就活生と言っても何もできていないですが、就活のはじめの一歩として偶発的に出会ったinteeを通して学んだり成長したことを綴っていこうと思います。

稚拙な文章になってしまいますが、お読みいただけると幸いです。

inteeって??

先述したinteeって何なのか?簡単に言うと、就活サポートエージェントです。そのなかで、今回はSL(セルフリーダーシップ)ゼミに属しました。

このゼミの目的は名前の通り、各個人がリーダーシップを発揮できるようになること。その目的を達成するために、主に2つのことが行われました。

①3冊の就活に役立つ本を読み、レポートの形で言語化

②チームで目標達成を目指す

今回私はアルバイトと重なっていまい、ほとんどゼミにはリアルタイムで参加できなかったので、次節以降3冊の本で学んだ内容を主に書き、最後に②を交えて少しゼミそのもので学んだ内容を綴っていこうと思います。

伊賀泰代(2013)『採用基準』ダイヤモンド社

この本はマッキンゼーで人事を担当していた著者が求められる人材について述べています。

このゼミとテーマとなっている

リーダーシップを各個人が発揮することが大事である

と書かれていたことは印象的です。

元々リーダーシップはグループのリーダーだけが発揮するものだと思っていました。そのため、

「SLゼミでもみんなでリーダーシップを発揮していこう!」

と何度か言われましたが、この本を読むまでは???の状態でした。

この本を読み、チームの構成員皆がリーダーシップを発揮することにより、プロジェクトが上手く回るようになるということがわかりました。そして、リーダーではないからといって、おとなしくしていることは良くないと思うようになりました。

吉田行宏(2018)『成長マインドセット』クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

さて、続いては成長するためにどういう心持ちであるべきかということについて、図表を用いながら説明した本です。

この本のなかで、

結果は選択できないが、良い結果になるように最善を尽くすことはできる。そして、どのような結果が起きても受け入れるべき。

と書かれていて、ある出来事に関して私は実行までしました。

その出来事は詳しくは言えないのですが、普段保守的な私はこの本を読んでいなければ、いつも通り行動せずに失敗して後悔することになったと思います。行動に移せたという点では、一種の成長です。

さらに学びの続きがあります。

行動して、その出来事の結果は結局失敗に終わってしまいました。「どのような結果が起きても受け入れるべき」なので、終わったことはいつまでも引きずらないことが大切です。しかし今回は、この部分に関しては残念ながら引きずってしまっています。

今あなたは

「え、何も学べてないし、成長も出来ていなくない??」

と思ったことでしょう。

確かに、過去のことをいつまでも引きずってしまっているので本で書かれた通りにはやれていないかもしれません。でも、「どのような結果が起きても受け入れるべき」というのは、本には書かれていませんが「(想定しうる)どのような結果が起きても受け入れるべき」だということが実際に行動してわかりました。

結果は失敗に終わったと言いましたが、失敗の程度が想定以上に悪かったのです。予測できていれば心の準備ができていたと思いますが、今回は不測の事態が起こってしまったために結果を受け入れる心の準備ができていなかったのです。

この体験で学んだことは、

実際に行動してみることで、自分オリジナルの解が得られるということ。
行動した結果起こりうるあらゆることを考える力を高めることで、起こった結果に対処できる範囲も広がる

ということです。

この失敗を教訓として、次に生かせればいいと思います。


南場智子(2013)『不格好経営』日本経済新聞出版社

最後は、DeNA創業者の南場智子氏が創業から現在までを赤裸々につづった本です。南場氏自らの体験が飾らない文章でありのままに書かれているので、臨場感が伝わってきます。

南場氏も採用基準の著者と同じマッキンゼーで勤めていたので、書いていることが同じ部分もあり復習もできて面白いと思いました。

印象に残った言葉などは特にないのですが、書籍全体を通して感じたことはいくつかあります。

南場氏はやると決めたらとことんやるという姿勢や行動力が他者と比べて圧倒的だと感じました。

もちろん自分が南場氏と同じになれるとは思っていませんが、何か高い目標を立てて、その目標達成のために強い熱意を持って取り組む必要があると思いました。

ただ、この目標は「絶対に達成してやる」という熱意を生み出せるような目標である必要があります。その目標探しは意外と難しいですが、まずはそのような目標を見つけることから始めていこうと思いました。

ゼミを通して学んだこと

最後に、冒頭でも述べたようにゼミにはあまりリアルタイムで出席することはできませんでしたが、そのなかでも学んだことを述べて終わりにしようと思います。

実は、最後2つほど課題を期限までに提出することができませんでした。その原因としては、

①先ほど述べた失敗に起因して、精神的に弱って気力が起きない日が数日続いたこと
②チームでのコミュニケーションを諦めてしまったこと

だと考えています。

①に関しては、不測の事態が起きてしまったときの、修正力が自分には不足しているため、その力を高めるべきだと思いました。

②はチャット上での連絡の難しさがあって、すぐに返信がくるわけではないチームのメンバーとコミュニケーションを取ることを途中から怠ってしまいまい、課題の遂行速度が失速してしまいました。そのため、同じ境遇の仲間としっかりコミュニケーションをとり仲間と一緒に壁を乗り越える大切さを学びました。

せっかく出会ったチームなので、もう少しコミュニケーションを取れる工夫ができないかなと思っていましたが、最後まで行動にとりかかれませんでした。なので、ここでも実際に会社を立ち上げて行動に移した南場氏のすごさを実感します。

このような感じで、有終の美を飾れませんでしたが、今回失敗したことは結果として受け入れて、次に繋いで行ければいいと思います。

失敗は成功のジャンプ台(DeNAの社内標語)

ですので!


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