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父は元気です。

母がいなくなってしまって
父はどうしているかというと
意外と元気で、ごはんも食べれている。

こちらを気遣って
声をかけてくれたりもする。

多くを語らないし
自分のことで精一杯なので
本当の気持ちはわからないけど
結構落ち着いているので
ホッとしている。


母が12月に倒れてから亡くなるまでの
2ヶ月半という期間は
家族にとって
こころや身辺の準備をするのに
充分な時間となった。

本当のところ母はきっと
まだまだリハビリを続けていって
父との生活を再開させたかったのだろうけど。

離れて暮らす日々は
父の寂しさをゆっくりと和らげていったのだろうし
母ががんばってくれたことで、最後に会えたし。


そう、結果として母は2ヶ月半
家族のためにがんばって生きてくれていたことになる。

勝手な捉え方だけど、そう思うと
やっぱり母はさすがやなあ、となる。

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