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生きようという意志。

父の肺炎疑惑が昨日晴れて
ドドーーーッと疲れが出て
ぐったりとする中
幻視モードの元気な父が
容赦なく私を呼んでくる。

死にそうになっていたことも
あんまりわかってなくて
いつも通りの父に戻った。


お医者さんに
最後はどこでどのように迎えるかとか
どこまで手を施すかとか
あと2、3週間で死んじゃうかもだから
覚悟することも考えるようにと
いろいろ準備をさせてもらって
その分大変だったけど
もうどうなっても大丈夫、と
心構えができたので良かった。

本番がいつ来るかは
またわからなくなったけど
もういつそのときが来ても
あとは父に寄り添うのみとなった。


頭では決まっていても
いざその気配が近づいてくると
こころがグラグラするものだ。

周りの人間の気持ちは決まってても
本人はわかってないながらも
生きようという意思を見せてくれたりする。

そうしたらそれをちゃんと受け取りたい。

今回、父のからだは生きようと
がんばったのだと思った。


今回のことで
お医者さん、看護師さん
ケアマネージャーさん、ヘルパーさん
それと家族、近しい友人達が
私のこともしっかりと支えてくれた。

ほんとうにありがたかった。

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