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母からのメッセージが届く。

母の荷物を整理していたら
また母の日記が出てきた。

6、7年前の日記には
その頃にあった
家のごたごたについて書いてあり
母はとても辛そうで
その頃よく、北海道にいた私にも
電話をしてきていたのを思い出していた。


そのまま読み続けていたら
時々私のことが書いてあるのだけど
そりゃあ良いことばかりではないさ。

その頃の私は母のことどころではなく
パン焼きに奮闘していたから
辛そうに電話してきても
まだ言ってんの!?
と突っぱねたり。

辛さを受け止めてあげるどころか
全然母の辛さをわかろうとせずに
最後の2ヶ月半まで過ごしてしまった。


自己中な娘だと書いてあった。

こんなに気配り屋さんなのに。

家族があまりにも
自分のことばっかりの人達で
どうしたものかと思っていたけど
私もだったのか。

意外とショックではなく
納得した夏の日。
今なら素直に聞ける
母からのメッセージ。

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