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試練は時に重なるもの。

母が亡くなって、2週間が経った。

ここまで来るのに
すごく寂しい日があって
ケンチャンに慰めてもらいながら
きっとケンチャンがいなくなったら
同じくらい寂しいんだろうなって思ったりしてた。

そんなケンチャンが突然
山に帰ってしまった。


我が家の荒波にもまれ
ケンチャンのコップの水は
溢れる寸前だったようで
最後に私が軽率に溢れさせてしまった。

ケンチャンには
たくさん辛い思いをさせてしまったので
留まってもらう理由などなかった。

一番大変な時に
側にいてくれて、がんばってくれた。


これからどうなるのか
ますます暗黒の中だけど
なんとしてでも乗り切るしかない。

昨日は父も私も眠れなくて
ふたりで早朝から朝ごはん。

辛くても笑っていてくれる父とふたり
楽しくやっていくしかないな。

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