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幸せな叔母と甥。

今日はケンチャンに
幻視モード100%の父を任せて
父が後見人をしている
東京のおばちゃんに会いに行ってきた。

おばちゃんに会うというか
おばちゃんをお世話してくださっている
ご近所さんに会ってきた。

姉妹でヘルパーさんをされていて
こころからおばちゃんを想ってくれている
本当にありがたい存在だ。

父のことも含め
ゆっくり話ができて
本当に安心させてもらった。


おばちゃんにも
30年ぶりくらいに会った。

元気でかわいい
認知症のおばあちゃんになっていたおばちゃんは
ご近所さんいわく
いつもと全然違って
私が来たのを喜んでくれていたそう。

私のこと
一瞬思い出しては
次の瞬間忘れているようで
目まぐるしく移り変わっていた。

それでもなんだかお互い
知ってる仲の安心感があった。

次来る時は
泊まっていきなと言ってくれた。


父がお世話できなくなってしまった今
おばちゃんのことは
父のことよりややこしい。

イメージだけでなく
これはほんとにややこしい。

離れて見ているうちは
かわいいと思えるから
この距離はキープし続けなければ。


帰ったら父は
ケンチャンに相手してもらってご機嫌。

明日の朝は寒くなるよ
と言ったら
部屋にたくさん人が来てるから
あったかいよ、だと。

やっぱり幻視や妄想は
否定しちゃいけないんだと
プロの姉妹が言ってたので
幸せそうな父を見守っていることにした。

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