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がんばらない、ではなく、がんばってはいけない。

昨日は久しぶりに父とドンパチ。

父は食べ物が食べられないのを
私のせいにする。

それをずっとやられてると
ほんとうに自分のせいなような
気になってくる。


私のミスチョイスが原因で
父は痩せこけてきているような
そんな錯覚を始めるようになる。

父が死ぬときには
「みほがろくなものを作ってくれなかった」
と恨みながら死んでいくのかな
と極端なアイデアが浮かんできたりする。



ここのところ毎日
父が何を食べられるのか
根詰めて考えていた。

もう普通のごはんはほぼ食べないので
買ってきたミルクプリンを
食べてくれたのを見てホッとする。

父は甘酸っぱいのが好きなので
友達が送ってくれたジャムを
かけてみる?と聞くとうなずいた。
スプーン一杯ほどかけたら
もりもり食べた。

完食できたね◯と喜んでいると
いきなり怒り出した。
「あんなにジャムを入れたからだ」
と珍しく恐い顔をして怒った。

父は嚥下が難しくなってきているので
きっとプリンも必死で食べていた。
必死で食べて苦しかったので
食べ終えて苦しさを私にぶちまけた。

私はその苦しさをしっかり受け取り
自分の日々の苦悩もモリモリ乗せて
30倍にしてお返しした。




また私はがんばり過ぎていた。

そして、このお勤めは
全く向いていないことに気がついた。

向いてないことで成果を得ようなんて
もう望まずにいよう。

それは全然
悲しいことなんかじゃないよ。

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