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都会の純真。

昨日の夜も父は元気元気。

5日前にお風呂に入ったのに
また自分から入ると言う。

きれいになって、温まって
ぐっすり眠っていたように思う。

今朝から寝込む予定だったけど
音がするので部屋を見ると
にっこり笑ってピーナッツを食べている。

温かいものが飲みたいと言うので
用意してまた部屋に行ったら
そのときはもう別人みたいに
呼んでも突っついても返事せず
眠りの世界へ没入していた。


話はがらりと変わって、先日
私がパンを焼くことになったキーパーソンに
10年ぶりに会ってきた。

東京のど真ん中で生まれ育って
都会が大好きなそのひとは
住む場所は人格形成に関係ないと
教えてくれているような
とっても純粋なひとで
10年ぶりに会っても変わらずかわいらしかった。

そしてなんだか強くなっていた。

いつ何があってもおかしくない都会で
緊張感と共に生きるそのひとは
ピュアなたくましさを身につけていた。

私の自慢は
周りにエクストリーマーが多いことだけど
そのひとは
都会暮らしのエクストリーマーだと思った。

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