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良かったこと。

良かったこと。


父のお骨が立派だし
全部自分の歯だったので
火葬場の骨係の方が
褒めてくれたこと。


父と私を乗せた霊柩車が
海岸線を通って
海と青空を見せてくれたこと。


葬儀で父の会社のひとたちが
みなさんで泣いてくれていたこと。


雪のない季節だったので
親戚がみんなで長野から来てくれたこと。


葬儀屋さんも
父と仲良しだったヘルパーさんも
私と同じ名字で
親近感と安心感を感じていられたこと。


ケアマネージャーさんが選んでくれた
往診の先生達も訪問看護師さん達も
ヘルパーさん達も
ほんとうに素敵な人ばかりだったこと。


そしてそのケアマネージャーさんが
まさに完璧だったこと。


家族が最後まで仲良く
父を想っていられたこと。


死んだ後のことは
どうなるのかわからないなと思ってたけど
もし天国があって
母が待っていたのだとしたら
父が母に早速会えたことは
すごく良かったことかもしれない。

ちょっと早過ぎたと思うけど
仲の良い夫婦だったから
今一緒にいるのだと思えば
あの世の世界があるってのは
なかなか素敵な話だなあと思う。


母が亡くなって
ぴったり1年8か月で
父と娘の日々は終わり。

これでこのブログも終わりにします。

今日まで読んでくださったみなさま
ほんとうにありがとうございました。


辛いとき
いろいろぼやくこともあったけど
読んでくださる方がいると思うと
ブログを書くことで
こころが前向きになり
大きな助けになりました。

ほんとうにありがとうございました。

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