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人ではなく、行為。

朝5時半にトイレに行くと
父が2階のケンチャンの部屋で
ちょこんと座っていた。

前の父の部屋は隣だよと言うと
行くぞーとばかりに軽やかに腕を振って
自分の部屋に入っていった。


今日は元気なんだな
と思っていたら
朝ごはんを食べたら眠り始めた。

昨日の夜
あんまり眠れなかったようなので
このまま寝てしまうかな
とも思ったんだけど
ぎりぎり起きてそうな気もしたので
3週間ぶりのマッサージに来てもらうことに。


前もって伝えると嫌がるので
突然会わせると
綾瀬はるか似の
かわゆいマッサージ師さんの顔を見た途端
にっこり笑って握手した。

もうすぐ産休に入る
まあるいおなかのマッサージ師さん
あと何回会えるかな。

父がマッサージ師さんや
看護師さんと仲良く接してるのは
見ていてとてもうれしいこと。

父は何をするにも嫌がるけど
相手を嫌うことはない。

誰かの行為が受け入れられないことがある。
でも、そのひとが嫌なわけではない。

その行為が嫌なだけ
そのひとを否定したいわけではない。
そこは混同しないでいたい。


そうは言っても私には
どうやっても生理的に
好きになれないひとはいるけども

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