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2021年10月の記事一覧
気持ち良い、を感じる。
台風が過ぎ去って
夏が戻ってきたように暑いけど
良い香りをさせ始めていた金木犀が
たくさん飛ばされていたり
栗やドングリや
うちの庭の渋柿も
ポトポトと地面に散りばめられて
台風一過の風景は
やっぱり秋。
台風が去っても
父は今日も眠り続ける。
秋の空のように
父のからだも変化しているんだな。
春も良いけど秋もとても気持ち良い。
幻視が出なくなってきたのなら
現実の秋を、気持ち良いと
父に
当たり前じゃない普通。
台風のすごい風で、うちの渋柿は
たくさん落ちてしまったのだけど
なぜだか甘柿はほとんど落ちなかった。
良い塩梅に色づいてきたので
柿を楽しみにしている父に
いつもどうやって収穫してるのか
聞いてみた。
父はいつも
枝を手で引っ張って
手でもいでいたというので
それでやってみるよ、と言うと
「ケガしないように気をつけてね」
と普通に気づかってくれた。
手で引っ張っただけでは
ほとんど取り切らな
調子が良い、の定義。
台風の後
そこらじゅうの葉っぱが
カサカサになってしまった。
風がすごすぎて
枯れちゃったのかと思っていたら
潮風が吹いてくるからだと
ご近所さんが教えてくれた。
車で20分かかる距離
海から風に乗って飛んできたんだ。
今日は母のお友達が
お線香をあげに来てくれた。
ケーキをたくさん持ってきてくださったので
今日は3人で羽目を外して
思いっきり食べた。
父もショートケーキをペロリ。
お
ポジティブのカタチは様々。
久しぶりに元気な父。
床屋さんに行くための準備で
朝からお風呂に入り
20日ぶりにサッパリきれい。
でも床屋さんに行く余力は残らず。
明日は行けるかな。
それとも寝込むのか
今夜次第。
でも、最近は夜中起きて
ウロウロすることもなく
今日も元気に起きてるけど
幻視は弱く
クッションに話しかけることもなく
穏やかに過ごしている。
ただ、言葉がちゃんと理解できなかったり
言いたいことが言え
霞色のエゴの向こう側。
10月11月は
予定が盛りだくさん。
いつも行きたいときに
行きたい場所に行けるわけじゃないけど
行きたいところに行く予定を立てられるのは
ケンチャンや弟家族がいるおかげ。
いなかったらいないで
どうにかしてるのだと思うけど
いてくれることがありがたいことだと
感謝の気持ちをちゃんと思い出さないと。
私はすぐ忘れてしまう。
めんどくさかったり
うっとおしいことばかりに目が行って
ありがたさ
楽しんだ形跡、残る。
久しぶりに父とふたり。
昨日から寝込んでいる父。
夜中にひとりで台所へ行き
頂き物のマドレーヌとクッキーを
散らかし放題でおなかいっぱい食べて
養命酒まで飲んで
そのまま眠りの世界へ。
さぞかし至福だったろう。
その後からは
起きてどんな不調を訴えても
あれだけマドレーヌとクッキー食べたんだから
余裕でしょー。とか
あれだけマドレーヌとクッキー食べたんだから
しんどいに決まってるでしょー。
父と、フルーツな日。
今日は目覚めからしっかり
幻視モードの父。
母はまだ生きていて
私は京都からちょうど着いた設定。
今日はずっと
母が生きてることになっていた。
最近記憶の回路が変化したと
感じることが時々ある。
そして私は
なんだかぐったりしていて
全く乗ってあげられなかった。
今、家にフルーツがいっぱいで
今日はフルーツを食べまくろうと
朝から晩までフルーツ
食べ過ぎたかな。
夜ごはんのチャーハンの
今日をご機嫌に生きる。
元気な父とふたりきり。
私が何をしてようと
楽しそうに話しかけてくる。
元気なときくらい
相手してあげたいけど
あまりにも配慮がないので
ガブリと噛みつくと
微笑みながら部屋に戻っていく。
かわいそうになって様子を見に行くと
やっぱり笑ってる。
そして明日こそ
床屋さんに行くと言っている。
もし行けたら
どこかでお昼ごはんを食べたいね〜〜
と言ってみたら
うん、と答えた。
そんな挑戦
つまり、全部正解ってこと。
毎日たっぷり時間があるので
最近はプライムビデオで映画を観ている。
映画の世界に没頭するのは楽しいけど
感情移入し過ぎる自分に気づく。
一度なんて
心筋梗塞でも起こすんじゃないかと思うくらい
ドキドキしちゃって危険だった。
映画でもなんでも
もう少し俯瞰して観ないと
危ないなと思う。
ケンチャンは映像の専門学校を出てるので
映画を作る方の目線で見てしまうらしく
一緒に映画を観ても
感想が噛