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大学1年生が、5年かけて2年生に進級した話

やっと一歩前に進んだ

今日、大学の学科移行が決まって2年から薬学科に進級できることになりました。単に、一人の大学生が進級したという話ですが、僕にとって本当に嬉しい事なので、思っていることを、とりとめもなく書いてみようと思います。

5年前の2019年の春に、僕は信州大学の農学部に1年生で入学しました。
そしてその後、退学して、再入学して、留年して、休学して、休学して、復学して…。
色々ありましたが、永遠に大学1年生をやっていました。

この5年間、周りの同級生はみんな、進級、卒業、就職、大学院進学、とか、一生懸命頑張っている中、僕は一歩も成長していませんでした。
そして色々あったけど、「僕は、今日、何とか進級できたよ。笑」っていう話です。
おかしな話ですが、こんなしょうもない事が、自分にとっては涙が出るくらい嬉しいんです。

これからしたいこと

「4年遅れて、6年制の学科行くとか馬鹿じゃないの」って思う人がほとんどだと思いますが、僕なりにもいろいろ考えました。

僕は今まで、両親と家族と、社会に、迷惑しかかけてこなかったので、
これからの人生は、負債を還元するというか、人のためになる仕事をして、世の中に自分がもらった分を返していきたいと思っています。
そして、それが出来て、+α更に世の中のためになる事できたら、その時は死んでもいいかなって、いつも思ってます。

それで、そのために今大学生として出来る精々のことは、勉強を沢山する事だと思っているので、この大学6年間は薬学を中心に色々、勉強を頑張りたいと思っています。

特に薬学って、創薬で言えば、がんの治療薬から精神病、漢方薬、化粧品関連…、実務で言えば、薬の調剤、処方、服薬指導…、とか、範囲が広いので、その中で自分のやりたい事が見つかればいいなって感じです。

人生って色々ある

そもそもですが、高校の頃は信州大学に行くなんて思いもしませんでした。
信大に入った時は、退学することになるなんて思わなかったし、
北大に入った時は、その後まさか留年して休学することになるとは思ってもいなかったです。

休学を決めて、母親と共に札幌の下宿を片付けていた時は、「僕はもう二度とこの街に戻ることはないんだろう」と思ったし、
休学中は、復学はもう絶望的だから、こんな僕でも何かできる仕事はないか、と就職する道を探していました。

復学した時は、行きたい学部とかなくて、どこでもいいから拾ってくれる学部に行ければと思っていたけど、1年後には薬学科に行きたいと思うようになっていました。

何が言いたいかというと、ありきたりだけど「人生、何が起こるかわからないよね」という話です。笑
物事が、自分の思うように行くこともあるし、でもほとんどは思い通りにならない事ばかりだよなって思います。

高確率で、明日は今日と変わらない一日になると思いますが、
稀に、明日突然死ぬかもしれないし、何か思いもよらぬ不幸が起こるかもしれないし、思ってもいないラッキーが訪れるかもしれません。
僕は自分の経験からそう思っています。



そういえば、noteで記事を書いたら、その記事に合うクラシック曲を勝手に紹介しようという事に決めました。
なので、今回は、僕にとって良い意味で「人生って色々あるよね」っていうイメージの曲の1つ、ショパンの幻想ポロネーズを。よかったら聴いてみてください。


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