見出し画像

新しい環境へ。出会いと別れ。チームの結成とキントーンでのコミュニケーションの試行


チーム成立の難しさ


この記事は、こちらの記事の続きである。
さて、前回記事ではキントーンが必要な私の支援者さんたちに浸透しチームが結成されたことを書いた。
ところが、支援者さんの忙しさや退職等重なり、キントーンを見てもらうことが出来なくなっていった。
私自身もまた、たくさんの支援者さんがキントーンを見てくれるようになり本音が書きにくくなっていた。そのため、信頼出来るきよみさんとだけ共有出来る日記を作るなどして、チームは成立しなくなっていった。


念願のグループホームが見つかった~体験とキントーン


私が良いと思うグループホームが見つかり10月から入居することになった。そのための体験に先日行ってきた。その際のグループホームでの職員さん達とのコミュニケーションに役立ったのが当事者研究で使ってきたキントーンだった。
職員さん達にキントーンの画面を見せて伝えたいことを伝えたり出来た。
職員さんたちも発話以外のコミュニケーションに柔軟に対応してくれた。

障害者グループホームとは、障害のある方が必要な支援やサポートを受けながら、共同生活を行うことができる住まいのことです。障害者グループホームは、障害者総合支援法で定められている障害者福祉サービスのひとつです。グループホームの中には入居者の他に、食事・入浴・排泄などの準備やお手伝い、お金の管理等をサポートしてくれるスタッフや、日常生活を送る上での身の回りの介助サポートを行う生活支援員がいるところもあります。アパート、マンション、一戸建て、公営住宅など、拠点の形態はグループホームによって様々です。


LITALICOワークスお役立ち仕事コラム
障害者グループホームとはより
実際グループホームでしんどいときのその場でコミュニケーションを取るためのアプリ
チェックボックスにチェックしたり筆談用スペースに伝えたいことを打って使用する


グループホームで使用していた職員さんに見せるための日記アプリ
項目等は当事者研究で使用しているものを改良

担当者会議と新たなチームの結成


このグループホームの入居にあたり支援者さん達と私で担当者会議という話し合いが持たれた。そこには総勢15名ほどの支援者さんや普段関わりのある方達が参加してくれた。

そこには当事者研究を一緒に行なってくれているきよみさんも参加してくれた。また、グループホームの職員さんも参加してくれた。
きよみさんにはキントーンや当事者研究の中身について説明してもらい、新しい通所施設やグループホームの職員さん達もキントーンを活用して私とコミュニケーションを図ってあげてほしいと支援者さんに伝えてくれた。
そのほかにも、各支援者さん達が私のグループホームの入居に関する応援の言葉を述べてくれた。また、私との接し方を述べてくれたりした。
担当者会議を開いてみて、支援者さん達が私のことをよく見てくれていて、グループホームが見つかったことを心から喜んでくれている言葉に私自身感動したし、グループホームの入居先での新しいチームが出来上がっていくのを目の前で感じた。



サービス担当者会議とは、利用者によりよいサービスを提供するための情報を共有したり、意見を交換したりする会議のことです。
参加者は利用者さん、相談支援専門員さん、ヘルパーさんなど利用者さんに関わる事業所さんや友人などの関係者です。

サービス担当者会議とは
介護のみらいラボより
参加者の部分は筆者による加筆

当事者研究の可能性と希望ここでならやっていけるという自信

またグループホームでキントーンなどの発話以外のコミュニケーションが認められたりしていったことでグループホームでやっていけるという自信にもなった。
私の文章の力などがグループホームで評価してもらえたりもした。
当事者研究の発展と可能性、希望が見えてきた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?