えっちゃん

身体障害(脳性麻痺)(車いす)と精神障害の障害を持つ当事者。 チームで行う当事者研究と…

えっちゃん

身体障害(脳性麻痺)(車いす)と精神障害の障害を持つ当事者。 チームで行う当事者研究という記事を書いている。 チームで当事者研究を行い現在は障害の方が通うデイサービス(生活介護)に通ってる。 記事はマガジンからお読みいただくと順序通りに並んでいます。 よろしくお願いします。

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  • チームで行う当事者研究~僕が僕で私が私であるために

    チームで当事者研究を行っていてその利点や課題点を定期的に記事にしています。

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チームで行う当事者研究~僕が僕で私が私であるために

先日から友人と表題のようなプロジェクトを始めることとなった。その友人とはきよみさんである。 きよみさんもまた私との当事者研究について記事にしてくれている。(よければこちらの記事も見てもらえたらこのプロジェクトの双方のきっかけなど知れると思うのでぜひご覧いただきたい) さて、前置きが長くなったが、当事者研究とは?何かについてお伝えしたい。 当事者研究とは? まず、当事者研究とは何かについてお伝えしたい。 当事者研究とはつまり「困りごとを抱えた人が自分の気心知れた仲間と自分の

    • 新しい環境へ。出会いと別れ。チームの結成とキントーンでのコミュニケーションの試行

      チーム成立の難しさ この記事は、こちらの記事の続きである。 さて、前回記事ではキントーンが必要な私の支援者さんたちに浸透しチームが結成されたことを書いた。 ところが、支援者さんの忙しさや退職等重なり、キントーンを見てもらうことが出来なくなっていった。 私自身もまた、たくさんの支援者さんがキントーンを見てくれるようになり本音が書きにくくなっていた。そのため、信頼出来るきよみさんとだけ共有出来る日記を作るなどして、チームは成立しなくなっていった。 念願のグループホームが見つかっ

      • 情報共有ツールとしての当事者研究の第一歩へ~チームの結成とスイミーのような味方たちと私の大切な感覚

        チームの結成 さて、この記事はこちらの記事の続きである。 早くも、キントーンでのこの企画を始めて6ヵ月が経過した。 このあいだにキントーンを使ってさまざまな支援者さんと情報共有出来るようになった。 私のキントーンに支援者さんたちが続々と入ってくれたのだ。 これによってキントーンという言葉でも中身でも情報共有が出来て私を中心としてチームが出来上がってきつつある。 友人とのやりとりで生まれた、スイミーみたいに味方はたくさんいる。私は1人じゃないという実感 私は、よく幻聴さんや

        • 調子を大幅に崩した1ヶ月。その回復を支えてくれたたくさんの私に対する支援と言葉と当事者研究

          私が大幅に調子を崩した理由私は、2月末から3月末まで調子を大幅に崩した。 現在はそこから回復傾向でこの記事を書いている 理由は、入居予定だったグループホームという障害のある人の施設への入居予定がいったん白紙に戻ってしまったからである、 福祉サービスのグループホームというサービスでは体験が出来る。入居したいというグループホームが体験の予定であったのにその体験の話が無くなり1年近く目指してきた目標が一気に崩れ去り調子を大幅に崩した。 調子を崩した時の経過と助けてを発信し続けた

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        チームで行う当事者研究~僕が僕で私が私であるために

        • 新しい環境へ。出会いと別れ。チームの結成とキントーンでのコミュニケーションの試行

        • 情報共有ツールとしての当事者研究の第一歩へ~チームの結成とスイミーのような味方たちと私の大切な感覚

        • 調子を大幅に崩した1ヶ月。その回復を支えてくれたたくさんの私に対する支援と言葉と当事者研究

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        • チームで行う当事者研究~僕が僕で私が私であるために
          9本

        記事

          僕が僕で私が私であるために3ヶ月の振り返り課題編

          まず、こちらはこの記事の続きである さっそく本題に入っていきたい。 【これまでの課題】 デイサービスや支援者の中での記録を見るということの習慣化前回の記事で、ヘルパーさんとのキントーンの情報共有は上手くいったが、デイサービスの中での職員さんの記録を見るという習慣化には至らなかったことを書いた。 この課題に関して、会議で「支援者さんに記録を見てください、」「今こんなことをしています。」という周知に取り組んだ。 結果、 デイサービスではキントーンというサービスを知ってもらう

          僕が僕で私が私であるために3ヶ月の振り返り課題編

          僕が僕で私であるために1ヶ月の振り返り課題編

          はじめにこの記事はこちらの前回記事の続きである。 今回はこの僕は僕で私が私であるためにを1ヶ月間行ってきた感想の課題を書いていきたい。 プロジェクトで挙げられていた理想とするゴールこのプロジェクトでは課題として挙げられた点がいくつかあった。 まずはこのプロジェクトのゴールを共有したい。 上記でも書いたようにゴールは大きく2つ。 私自身の体調の把握が出来て、支援者さんに体調を伝えることが出来ること。そして、記録を通じて自身の思いを綴り、人と話したいという私自身の感情を記録

          僕が僕で私であるために1ヶ月の振り返り課題編

          僕が僕で私が私であるために1ヶ月の振り返り利点・良かったこと編

          はじめにこの記事はこちらの前回記事の続きである。 さて今回はこのプロジェクトの利点・良かったことを書いていきたい。 良かったこと① 気持ちを選ぶ練習としての日記まずはこのプロジェクトを続けてきた1ヶ月で、自分の気持ちに向き合い、言葉で見ると気持ちを選べるようになってきた。 これまでの経緯私は、イラスト等で見てマークで気持ちを選ぶよりも単語や言葉で気持ちを選ぶ方が得意である。また、私は、発達障害の傾向を自覚し、結果的にグレーゾーンと言われている。発達障害の方には絵カードなど

          僕が僕で私が私であるために1ヶ月の振り返り利点・良かったこと編