商品セクション(カテゴリ)の設定方法とSEO効果|Etsyショップ運営
どうも、244です。今日は、Etsyショップで設定できる「セクション」について。
そもそもセクションとはというお話から設定方法、さらには単に整理するだけでなく、これは立派なSEO対策にもなるというお話をしていきます。
セクションとは
セクションというのは、下記の部分ですね。言い換えると商品カテゴリみたいなものです。
セクションの設定方法
セクションの設定方法は、PCにてEtsyの管理画面で行います。左メニューの「商品情報」をクリックして、上部の「編集のオプション」の中にセクションの設定があります。
商品を既存セクションに設定する方法
さきほどの操作で、設定したい商品の左下のボックスにチェックマークを入れます。すると「編集のオプション」の文字がグレーから黒に変わり、選択できるようになるはずです。
「編集のオプション」をクリックして、一番下の「セクションを変更する」をクリック。
そこから設定したセクションを選べば、設定完了です。
新規セクション作成、並び替え、名称変更の方法
新しくセクションを作成したい場合は、さきほどの「セクションを変更する」をクリックした後にでる画面で、「セクションの管理」をクリックします。
すると作成済みのセクションがずらっと表示されます。ここで並び替えや名称変更などの操作も可能です。
新しくセクションを作成する場合は、一番下の「セクションを追加」をクリックしてください。
セクション作成のルール
覚えておいていただきたいこととして、下記があります。
ひとつの商品にひとつのセクション
特に注意していただきたいのは、ひとつの商品に設定できるセクションはひとつまで、という点です。例えば、ひとつの商品を「ミニマル」「春」などの2つのセクションには設定できないということ。
すべての商品が「すべての商品」というセクションには属しているので、厳密には「設定したセクション」+「すべての商品」と2つに属すことになるのですが、要するに自分で作成した2つのセクションに商品を設定することはできない、というイメージです。
noteであれば、複数のnoteを複数のマガジンに登録できますよね。そういった設定はできないということです。
セクションによるSEO効果
次に、セクションを設定する意味について。これ、ただ単に「整理する」とかそういう機能ではなく、しっかり設定しておけばお客さんが目的の商品を探しやすいし、SEO効果もあるようです。
セクションがどうSEO効果を発揮するかというと、お客さんが特定の商品ページを閲覧しているとくにでてくる下のエリアです。
同じショップからの関連商品、似たような商品、「こちらの商品はいかが」、関連検索というエリアがあります。
うまくセクションを設定することで、お客さんの目的にそった他の商品への回遊も生まれるということですね。
ぼくのショップの例
例えば、ぼくのショップの例でいくと、セクション名称の候補としてデザイン視点の「ミニマリスト」「グラフィック」「タイポグラフィ」といったセクションを設定していたときもありました。
ただこれだと、お客さんの目的としてはちょっとずれていると感じています。ぼくのショップは「侘び寂び」「生き甲斐」「禅」などの日本語テーマの商品を探しにくるお客さんが多いかと想像しています。商品を探しているときは、デザイン目線ではなく「単語の種類」なのではないかと。
「禅」という単語が気になっているお客さんは「侘び寂び」も気になるかもしれない。「旨味」が気になっている場合は「抹茶」も気になるかもしれない。
そういった感じで、セクション名称を「アート」「食」「哲学」などといったテーマ別に設定をしています。
ここでうまくセクションを設定しておかないと、例えばぼくの商品の「禅」を閲覧しているお客さんが、他のショップの「侘び寂び」ページに誘導されたりとか、そういうことも起こりうるので、ここをできるだけ自分の商品に置き換えていきたいところです。
セクション設定時の視点
ですので、セクションを設定するときは「お客さんはどういう目的をもって検索をして商品にたどりつくのか?」と考えてみるといいかもしれません。
デザインなのか、テーマなのか、ハンドメイドであればサイズだったりイアリングやネックレスなどなのか。お客さんがどういう気持ちで商品を探しているか、ですね。
ここは時間をつくって考えてみる価値はあります。セクションを設定することでショップのトップページから「他にもこういう商品があるんだ」と回遊してもらえるのはもちろん、商品の単発ページから他の商品へ、という効果も生まれると思います。
最後に
ということで、今回はセクションについてご紹介しました。僕自身、まだまだ試行錯誤段階ですので、SEOの話は「これです」という断言できるほどのレベルではありませんが、ある程度商品が増えてきたら、セクションを設定してみるといいと思います。
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