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2024年、Etsyビジネスで成功するための7つの視点

どうも、244です。週に1本ほど、Etsyの攻略情報を投稿中です。ご興味のある方は、ぜひフォローもいただけると感激です。

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今回は、海外のYoutube動画から得た知見をシェアします。閲覧したのは、Etsyビジネスの情報発信を行い、自身もショップ運営で成功している経験をもつScott Voelker氏の動画になります。

約1時間40分もある動画となるので、もちろんすべての内容をお伝えすることはできませんが、僕なりに気になったポイントをご紹介していきます。


1. トレンドは追うな、ブランドを築け

まずあった話が「トレンドは追うな」ということ。トレンドを追うと、一時的に売上が増えても、持続性がない。そうではなく、ブランドをつくれ、と。

例えば、Etsyにはその時期において検索需要があがるキーワードだったり、そもそも売れているカテゴリがあったりします。例えば、前回の記事でご紹介した人気カテゴリのひとつである家具、ジュエリー、クラフト用品などです。

この「トレンドは追うな」という言葉、何度も聞いたことがある気もして、ぼく自身動画を見ながら「まあ、そうだよね」とかって感じてはいました。

ただ、Scott氏はここをかなり強調しているように思えました。言い換えると「みんなすぐにトレンドを追いたがる。それじゃあ長期的にもたないよ」というようなニュアンスでしょうか。

その上で「ブランドを築け」と言っているのですが、じゃあどうすればいいかというと「ニッチを見つける」とのこと。Etsyビジネスで成功するにはこれ一択、というような雰囲気さえありました。

2. そもそもニッチとは

そんなこと言われても、じゃあニッチってなんだ?って感じもあります。

選んだものがニッチかどうかを判断するのに、Scott氏は「私は◯◯です」という文章を紹介します。選んだニッチの名称がこの◯◯に入って成立するのであれば、それはニッチとして有効である、というイメージです。

例えば動画では「I am a fisherman」(私は漁師です)という文章を紹介。これは成立しています。よって「漁師向けにビジネスを展開している」というのはニッチビジネスとして成立する、と。

一方で「I am a fish」(私は魚です)は文章としてちょっと変です。変ではありませんが、ファンタジーの物語に引き込まれそうな文章です。今回いきたいのはそっちではありません。

他にも「私は毛布です」「私は机です」なども成立しません。ジャンルが広すぎると言えます。毛布のビジネスをするなら、例えば高校受験生専用の毛布を販売するとか、これだったらニッチとして機能しそうです。

ここでさきほどの文章にあてはめると「私は高校受験生の毛布です」となりそうですが、おそらくScott氏の考え方だと「私は高校受験生です」と言えるよね?ということなんだろうと思います。ここで実際に販売する"毛布"という存在は消えてしまっていますが、大事なのは 「だれ」をターゲットにするのか?という意味で「私は◯◯です」という文章を活用しているように思います。

「私は◯◯です」という方程式は、「自分はちゃんとターゲットが見えているのか」という問いに答えられているのかをチェックするために有効かもしれません。

これについては英語と日本語では文法が違う点もあるので、ちょっとわかりにくく、ぼくも消化中ではあるので、わかりずらかったらごめんなさい。

3. ニッチをどう探すのか

ここですよね、問題なのは。Scott氏は、下記のような方法を提案しています。

  1. 自分が興味のあるものをリストアップする(ブレインストーム)

  2. Etsyのサイトや分析ツールを活用してその商品に需要があるかどうかチェックする

この2ステップのみです。大事なのは「自分の興味」からスタートする点です。ぼくの場合、いろいろ調べれば調べるほど、気づくと自分の興味からどんどん離れていってしまうことがあります。どんどん世間に近づくというか。

それよりもまずは自分の興味関心からスタートすれば、ビジネスにも身が入るし、ブランドを築く意味だって生まれるのではないか、という印象です。

自分の興味関心 x 世間の需要 = ターゲット顧客

こう書いてしまうとシンプルですが、ここに時間をかけることが大事なのかもしれません。自分のことも掘り下げて新しい関心に気づいたり、それが実はEtsyでここ数ヶ月の間で売れはじめているとか。

実際、「2023年にEtsyはブランドフレンドリーになった」という話もありました。なので、Etsyの運営側に「これが好きな人はうちに買いにくるよ」と思わせれば勝ち。ここを目指したいところです。

ちなみに、Etsyの分析ツールについてはScott氏は EverBee というサービスを推奨していました。こちら、無料版だと一部のデータしか閲覧できず、有料版は月30ドルなので、まだ手が出せていません。

とりあえず、1ヶ月限定で登録してその期間でニッチを探す!というのもありかもしれません。(ただ日本語化はされていないようです)

4. プロダクトライン(商品シリーズ)をつくれ

ブランドを築く上で、まずはニッチを探すことが大事なのはありますが、その先である商品の種類について「プロダクト(商品)ではなく、プロダクトライン(商品シリーズ)をつくれ」とScott氏は力説します。

プロダクトとプロダクトライン、なにが違うのでしょうか。簡単にいうと、ひとりの顧客がいくつも買いたくなるシリーズをつくろう、ということみたいです。

例えば、トレンドを意識して「この商品は売れそう」といくつもつくっても、一時的には売れるかもしれませんが、いつかしぼみます。そうではなく、商品Aがほしい人は商品Bもほしいはず、という発想です。

例えば、じゃあハンドクリームを販売するとしましょう。そのハンドクリームがけっこう売れたとします。次は、もっとよいハンドクリームを売るべきでしょうか?そうではなく、ハンドクリームを求める人はフェイスパックもほしいかもしれない、化粧水もほしいだろう。そういうふうにしてブランドの商品シリーズをつくっていくイメージです。

これだと顧客をどんどん増やさなくても、ひとりの顧客がいくつも買ってくれるので「顧客をどんどん増やし続けなくては…」というプレッシャーも和らぎます。

5. 売れ筋商品のバリエーションをつくる

ショップを開店してあるていど商品が増えてきたら、そのなかで特に売れている商品がでてきます。その商品の要素を取り入れて、それを他の商品に反映させてバリエーションを増やしていくことも有効だと話していました。

例えば、さまざまなポスターデザインを販売しているが、そのなかで特にカラフルのものが売れていることがわかったら、他の商品の色も増やしてみるとか、そういうイメージでしょうか。

6. メールマーケティングは必須

ここも力説していました。いまはSNSや動画の時代だといいつつも、まだまだメールマーケは有効だぞ、と。というかまじでやったほうがいいぞ、と。

メールマーケはようするにDM(ダイレクトメッセージ)のことですが、さまざな種類があります。Etsyでもさまざまな設定ができるようですが、潜在顧客向けか顧客向けか、で異なります。

例えば、ショップをフォローしてくれたり、商品をお気に入り登録してくれた人にはクーポンを配布したり。商品を購入してくれた人には「これもどうですか」とおすすめするDMを送ったり。

ここを戦略的に活用するかしないかで、かなり売り上げが変わってきそうな印象を受けました。

7. Etsyのリスティング広告はファストパス

最後に、広告について。Etsyでは検索時に上位に表示されるように広告を打つことができます。よく上位に「スポンサー」と表示されている、あれですね。

ここはもちろんお金がかかる部分ではあるので、「必ずやること」とまでは言っていなかったのですが、わかりやすい例えとしてディズニーランドでのファストパスをあげていました。

現在は「プレミアアクセス」とサービスが変わりましたが、1500円〜2000円を追加で払うことで列に並ばずにアトラクションに乗れるものです。Etsyでの広告はこれと似てるよ、と。

もちろん、広告を一切打たずに低予算で運営することもありですが、一方で広告を打てば列の横をすーっと進むことができるかもしれない。

広告費用は1日の上限を設定できるので、出費の許容範囲で広告を打つのもありだなと思いました。

最後に

以上、動画をみて得た知見、感じたことを書いてみました。

一番重要なのは最初の「ニッチをみつける」というところですね。ここに時間をかけつつ、ただ、100%を求めても仕方がないので「えいや!」とスタートしちゃって、運営しながら軌道修正していくのがいいのかなとも思いました。

完璧主義の傾向があるので、リサーチばっかりして立ち上がりが遅いのがある自覚があります。やるべきことはやりつつ「いい加減」でやっていきたいところです。

興味をもった方は、ぜひScott氏のYoutubeチャンネル「Brand Creators」もチェックしてみてくださいね。

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