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マーケティングには、育成型と狩猟型がありますが、ファンクラブは育成型ビジネスです。
コロナの間も、「ファンクラブですぐ売り上げをアップしたい」とか、
「ファンクラブで集客したい」というご要望が多かったのですが、
すぐに結果を出してほしいと言われても、ファンクラブは時間が掛かります。
すぐに大金を生み出すものではないので、コロナ禍で業績悪化してしまった会社やお店からのお仕事オファーはお断りせざるを得ませんでした。

ファンクラブのイメージとしては、
土地を耕し、種を撒いて、水をやる。
時々は、草取りもして、肥料もまく。
虫がつかないように、殺虫剤もまく。

こんなことを繰り返しながら、大事に育てていきます。

即効性はありませんが、土台ができるとじわじわ増えていきます。
ファンクラブは、お客様をファン化して、リピート化して、会員化して、そこから収益を上げるモデルなのです。

ファンクラブは、売り込みにもいけない、営業にも行けない「待ちのビジネス」ではありますが、入ってきてくださったお客様の顧客満足度を上げ、口コミを作ってもらい、居付いて貰うとそんな簡単には、ダメになることはありません。

ファンクラブがダメになる時は、
1)ゆっくり育てず、すぐにお金を儲けようとする
2)きちんとフォローしていなかったので、会員の中に派閥が出来てしまい、
分裂してしまう
3)ファンクラブの主催者の本業などが傾き、継続できなくなった
4)中心になる人が、違う仕事を始めて、スターのイメージが保てなくなった。
5)利害関係で分裂
などです。

スター型で、ちゃんと作れば、長い時間持つのがファンクラブなので、
ゆっくりじっくり育ててほしいです。



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