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一年振り返り 3月4月

三月に入り南座で開演される『新版オグリ』最終形が観られる期待で目いっぱいお切符を手配した。そして注目していた演劇もチケットが手元にありワクワクしていたが、コロナ禍の影響がいきなり演劇界を襲った。
『新版オグリ』お切符が
初日、13、14、17、20、23、25、千穐楽。
計8枚
『春秋座トークショー』7日
『猿弥さん下村青さんトークショー』17日
『ねじまき鳥クロニクル』8日
『天保十二年のシェイクスピア』9日
『平城京朱雀門にて連獅子』29日
今振り返るとこれだけの予定を私はこなせたのかどうかわからないけど、炎の様に燃え上がっていた気持ちがいきなり鎮火された3月だった。
特にない南座の『新版オグリ』は初日が延期、そのころも何度も延期が続きとうとう中止となった。

四月に入って消えた舞台は少なかったが
『有頂天作家』8日
この頃からYouTubeを観る事が増える。
南座の『新版オグリ』を映像配信して貰え、これを何度も生の舞台で視たかったと臍をかむ思いと映像でも見られてよかったと思う気持ちが交錯。舞台を生で観られないツラさを噛みしめた。

そんな中、南座の『新版オグリ』の千穐楽に行われた無観客での通し稽古、それが無料映像配信されどれだけ心が慰められた事か。南座の構造上2台の天馬の宙乗りは無理、どんな演出になるのかと思っていたら高橋洋さん演じる角丸がオグリと二人宙乗り。客席から見上げかったなあ。

4月7日の緊急事態宣言で世の中の全ての空気が変わった。團十郎白猿襲名が延期になり、IHIステージアラウンド劇場での『ヤマトタケル』の中止も発表された。カレンダーには12日ヤマトタケルお切符予約の文字が悲しい。
造幣局の通り抜けも早々に中止になり、猿之助オグリと画面で対面する以外何も楽しい事の無い灰色の4月が終わった。
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