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原点にかえる

今年2021年はなんだか慌ただしく進んだ。
今何を思うかというと、ふと『火花』の予告を見返して、いて
「あぁ私の好きな波岡さんはここにいる」ということを感じている。

この1年を箇条書きにする。
1月
壽初春大歌舞伎で浅草のメンバーが一幕を飾った。
松也さんに五郎というお役はもっていかれたが、工藤という大役…本来ならば座頭となる方がやられるお役を歌昇さんはやらせていただいた。
隼人さんは十郎。ありがたいことだ。推しと推しが未来の本役をする。
いつかこんな座組で将来観られたら、と思う。
月末、鬼滅の刃を観た。ハマった。

2月
博多花形歌舞伎
歌昇さんが再び御浜御殿綱豊卿の富森助右衛門をやることになった。
他のお役も含めて最高。通い詰めた。
ある用務員の舞台挨拶行った。
鬼滅の刃を散々観ることになった。
東京リベンジャーズというアニメにもハマりだした。
波岡さんへBABBIのチョコレート鬼滅の刃尽くし送ったり。

3月
鬼滅の刃はまりまくる(色々)
吉右衛門さんが楽日を目前に体調くずされる…想像通り心臓で、この先が不安になる。歌昇さんが泣いてないかを毎日心配した。
4月
初モーツァルト!
5月
隼人さん御坊吉三、錦之助さんが最高
波岡さんのLUXE…大変よかったけど、期待してた「よかった」じゃなかったからちょっとがっかりしたのがほんと。
でも凄く応援した。
初レミゼ。吉原光夫さんよかった。
6月
駿河次郎。見た目がよい。
そして朗読劇がとてもよかった。
伊阪達也さんのWORLD
7月
MARS RED 中村誠二郎さん最高…
鈴ヶ森の錦之助さん最高過ぎて死んだ。
母と暮せばの松下洸平くんよかった。
物語泣きこの世界の岡田将生くんはブラックでよかった。
鬼滅の刃無限列車円盤化の名古屋舞台挨拶イベ。当選した。
けんけんのミュージカル衛生、下品だったけどよかった。

8月
歌舞伎座通いまくり。
生田斗真くんの参加する第10回挑む(最終回)最高だった。
そんな中?どっちが順番逆か忘れたけど、斗真くんと清野菜名ちゃんの結婚決まって、まぁとってもおめでたいよね。最高のカップルだからな。
東京リベンジャーズの舞台もよかったし、稚魚の会もよかったしいうことなし。

9月
今年も秀山祭じゃなかった。
波岡さんの舞台をたくさん観たかったけど、鬼滅の刃のオーケストラコンサート『鬼滅の奏~無限列車編~』と日程がもろに重なってね…
歌舞伎も観たいけど、三國無双も観たいし、鬼滅の刃も聴きたいし…
って悩んだ結果色々移動しまくったりして大変だった。
まぁ結論、満足した。LINE限定のチケット買い損ねたのは失敗だった。
波さんのサイン入りブロマイドとか貴重なのに…
あと、パシフィコのコンサートホールはセンター以外はだめだ…音が違う。
1階前方の端っこだったら1階後方のセンターのほうがいいし、2階センターのほうがよっぽどいい。なので、2階前方席は最高だった。
南座はあきらめるしかなくて、チケットを譲ることに。
そして、ひょんなことから観に行くことにした、ジャックザリッパー…JtR…
加藤和樹という人物の沼というか、ミュージカルの沼への第一歩になりそうだった。アンダーソンという人物への興味しかなくて、ポリーとの関係性が最高で、もう一度何とか観たくなった。そしてアンダーソンじゃなくジャックをしている加藤和樹がみたくなった。日程調整に必死。
まあでも、なんだかんだ満足した。

10月
国立劇場の歌昇さん、よかった。
といいながら、何やってたかもう既に思い出せない。あぁ、そうだ、お鹿ちゃんだ。なんというか、初めての女形に真摯に向き合っているのがお鹿の性格と相まってよかったと思う。まぁ不足は色々あるので、次に生かしてほしい。応援している。
歌舞伎座の3部の隼人さんもよかった。
そして何が一番いいかって、ジャックザリッパーですよ…大阪まで観に行った価値はあったし、いい席を手に入れられてよかった。
ジャックの和樹さんも大変よかったけど、松下優也さんのアンダーソンの魅力もみせてもらった。そしてラストは和樹アンダーソン…最高。。。
いやぁ色々ありがとうございました。

11月は歌舞伎座の2部と3部が必死でしたね。(私が)
赤坂歌舞伎も1度観に行けてよかった。私的にはリピート案件ではなかったので、1階で正解だった。歌舞伎座の3部、もっと観たかった。
歌昇さんと隼人さんは本当に成長した。

12月…
まだはじまったばかりだけど、吉右衛門さんの訃報が届いた。
本当にショックで。3月の五右衛門を最後に舞台に立たれなくなって、あぁ。。。って思ってたから。
歌舞伎のファンの自分と、仕事の自分の考えることというか、思うことに乖離がある。

心肺停止の心疾患(心不全も含む)は、ただ事ではない。若者の不整脈による心肺停止は、復活する可能性はそれなりにある。だけど、高齢男性、既往歴色々あり、の心配停止は、結構致命的だ。一命をとりとめても、意識が戻る可能性はかなり低くなる。そして、原因が心臓にある心肺停止は、心臓の機能が戻らない限り、状態としてもかなり悪い状態が続く。
当日まで芝居をしていたから、きっと何か起こったとすると心臓ならば3枝病変によるMIくらいしか考えられない。普通に気管挿管して、挿管管理になってたと思うけど、気管切開とかには至らなかったのかな、自発呼吸再開までは得られたかもしれないけど、低酸素脳症からは免れなかったんじゃないか。いや、わからんけど、推測にすぎないので。高齢者の命ってねー。難しいんだよね、ほんと。助けてもADLと意識が戻るかは別なんだよね。

歌舞伎のファンとしては、何としてでも復活して戻ってきてほしかったけど、心肺停止したら、2,3か月は現場に戻ってこれんよ普通に考えてもも。心リハなめたらあかんし。

ということもあるので、医療者としてはわかってた未来ではあるんですよ。
よくここまで頑張ってくれたなとも思うけど、でも、それでも、元気で歌舞伎をみせてほしかったな。

そんなことを思いながら、12月が半分過ぎた。
TOUCHが久々に自分の参加できる日程であって、久方ぶりで新しいコーナーができていた。波岡さんと直接色々話せる機会…
質問をいくつかしようと思っていたのに、口を開いたら涙が勝手にでてきて。わああああああああああもったいなかった。ありがとうございました。
とりあえず、本当にありがたいことです。

今月は、北斗の拳が一番かな…色々あるけど。
頑張って生きよう。
そう思った。
理由は色々。
推しの未来を見たいから。

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