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雪代に いのちの目覚め 聴かんとす

第6候・草木萌動(そうもくめばえいずる) 雨水【末候】草木が芽吹き始める

雪代に いのちの目覚め 聴かんとす ( 悦 )

いつも通う歩道にも遠い山奥にも
積もり積もった雪山の変容がある

雪雫いのちの目覚め聴かんとす←(推敲前は「雪雫」という言葉が浮かんで気に入っていたけれど

雪代、という季語を見つけた

雪代とは…雪に代わる姿かたち

雪が溶けて雫となり水溜り川の流れとなる春

公園に堆積された除雪の山の奥に鎮座する木の温もりから生まれる雪の形見

季語の力をかりて新しく変容した一句

まだまだ発酵して変わるかもしれないけど

今の自分に代わる句を新しく表してみた

何度でも スタート巡る 春萌す 

お誕生日のある春はリセットのタイミング

ましてやそれが明日となると心を立て直す力にしていきたい


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