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ヴィエノワズリーという言葉はどこから来たのか?

3月5日のエドモン ロスタンの戯曲”シラノ・ド・ベルジュラック”に出てくるお菓子の講演の準備始めました。

ベルエポックを経て、近代フランス菓子が出揃った華やかな当時のフランス菓子の歴史と背景を語ります。伝統菓子って具体的に何?郷土菓子との違いとか。

色々調べていたら新たな発見が。クロワッサンとかブリオッシュをヴィエノワズリーというが、どうしてそう呼ばれるようになったかというと、1800年初頭に、パリのパレ・ロワイヤルの近くにオーストリア人が開いたブーランジェがあったそうな。そこではオーストリアのリーンなパン、キプフェル(三日月という意味)を販売しており、それをフランス人がバターを多めに入れてクロワッサン(こちらも三日月)と呼ぶようになったんですね。そのお店の名前は「ブーランジュリー・ヴィエノワーズ(ウィーンのパン屋)」。この店の名前からヴィエノワズリーという言葉が生まれたらしいです。

写真はウィーンのデメルのショーケースです。
講演は、まだ参加していただけそうですのでご興味のある方、大森までご連絡下さい。場所は、
南大塚地域文化創造館。2:00より。無料。

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