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マレーシアを深める

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マレーシアについてのさまざまなトピックをつらつらと書いています。
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#マレーシア

マレーシアで称号は重要なんです

マレーシアには、マラッカ王朝時代の階級社会の伝統が、称号や尊称という形で残っています。日…

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伊藤充臣
1年前
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マレーシアには服装規定があります。

 あまり日本では聞かないと思いますが、マレーシアでは公共の場、特に政府関連庁舎には服装規…

伊藤充臣
1年前
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小銭を捨てる人たち

最近ほぼ毎日、小銭のコインを拾います。どうもここに人たちは小銭を捨てているようなんです。…

伊藤充臣
1年前
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新型コロナウィルス蔓延で考えたこと ~Social Distancingと欲~

 新型コロナウィルスの感染拡大の要因の一つとなったのは人間同士の密集度が極めて高いために…

伊藤充臣
4年前
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新型コロナウィルス蔓延で考えたこと ~法を守らない人々~

 法を守らない人々は万国どこにでもいる。法を取り締まるために警察官がおり、法的措置を下す…

伊藤充臣
4年前
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新型コロナウィルス蔓延で考えたこと   ~マレーシアの現状と日本の甘い措置~

 東京などではやっと8日に緊急事態宣言が発令されました。かなり遅かったとの印象があります…

伊藤充臣
4年前
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新型コロナウィルス蔓延で考えたこと ~マスクをつけない人々~

 新型コロナが世界的なパンデミックになっているにもかかわらず、感染防止に役立つマスクをしない人たちがいまだにいます。これはどういうことなのでしょうか。  マレーシアの場合、昨年3月に活動制限令(MCO)という経済活動を一時的に停止して、人の動きを止める法的措置を出しました。これ以降、政府は感染防止のための標準運用手順(SOP)を発表しました。これは①マスクの着用、②手の消毒の励行、③「フィジカル・ディスタンシング」の徹底(つまり、人との距離を1メートル以上常にあけること)を

新型コロナウィルス蔓延で考えたこと ~措置に対する日本とマレーシアの違い~

 新型コロナウィルスが世界中で猛威を奮っています。世界の感染者数は26日現在でもうすぐ1億…

伊藤充臣
3年前
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不思議なマレーシア社会

 今私が住んでいるマレーシアという国は不思議な国です。自分が住みたい社会生活圏を選択でき…

伊藤充臣
3年前
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増えていくモスクの行方

マレーシアで日本と異なる風景の一つにモスク(イスラーム寺院)の存在が挙げられるでしょう。…

伊藤充臣
3年前
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マレーシア人はどこにいるのか

「マレーシア人」という言い方がここ近年、国内でも使われ始めています。日本人にとって「…

伊藤充臣
3年前
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新型コロナウィルス蔓延で考えたこと ~変わりつつあるハリラヤ~

 マレーシアでは5月13日、断食明け大祭(ハリラヤ)を迎えました。4月中旬から1か月にわたる…

伊藤充臣
3年前
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新型コロナの蔓延で考えたこと    ~変わりゆく旅行の形~

 観光業が大きな収入源となっているマレーシア。新型コロナウイルスの蔓延で、マレーシアは苦…

伊藤充臣
3年前
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マレーシアの空港と航空会社の誕生

マレーシアの格安航空エアアジアが安価な航空券を販売するのに成功してから、アジア各地で格安航空が増えました。新型コロナのパンデミック以前は世界中どこへでも誰でも行けるようになり、飛行機が日常生活の中で身近なものになったことは否めないでしょう。それでは、マレー半島にはいつごろから空港と航空機が姿を現し、どのように展開されてきたのでしょうか。 戦前は欧州から片道2週間かかった!  米国のライト兄弟が1903年に有人飛行に成功した後、欧米を中心に航空機の開発が盛んになりました。