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ワインのこと(5)

「Cartouche/カルトゥーシュ」
ヴィンテージ不明(2021〜2022かなあ…)
国(地域):フランス、ロワール
品種:グロロー70%、カベルネ・フラン30%
タイプ:赤
度数:12.5%
生産者:レ・ゼランス(Les Errances)

【テイスティングコメント】

ブドウジュースのような明るいルビー。
グロローは主にフランスのロワール地方で栽培されている黒ブドウ品種。
特にロワール地方のアンジュー地区で最も重要とされる品種である。
(さらに言うとロゼ ダンジューはグロローを代表とするアペラシオン。
果皮は濃い紺色のような色合い、だが味わいは
柔らかな果実みとミネラル感が特徴である。
タンニンは控えめでフレッシュ、フルーティーなタイプ。
赤、ロゼはもちろん、スパークリングにもよく使用されているそう。

今回、グロローにフォーカスを当てたが
私はカベルネフランが大好き。
ブラックチェリーやラズベリー、ハーブのような青い香りが特徴。

このワインのテイスティングに戻るが
これは大当たりのワインだった。
軽やかな口当たりにチャーミングなベリーのアロマ。
タンニンもなめらかでキュッと締まる酸が心地よい…。
飲みやすすぎる軽赤でもなく、渋い重赤でもない。
ペアリングもだいぶ幅が広いのではないか?
これは美味しい!大好きなワインがまたひとつ増えた。

グロロー、今度は単一品種のものを飲んでみたい。

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