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会社退職翌日の年金と保険の手続き方法

会社を退職したため、早速国民年金と国民健康保険に加入する手続きを行ってきました。私が精神疾患で通院中ということもあってか(いや、そうでなくともだと思うのですが)、「退職をしたら保険の加入はすぐに対応しなね!」と周囲からもよく言われていたので、「なんだか大それたことをしないといけないのか?!」と実は少々ビクビクとしていたのです。

でも実際はそんなことは全くなく、退職日の翌日に役所へ行って、保険年金課の窓口で、「会社を退職したので、国民年金と国民健康保険に加入したいです」と伝えて、書類を書けば、ものの10分ほどで手続きが完了しました。

予想以上に簡単で、すぐに終わってびっくりしました。

なので、もし退職される予定で保険関連の手続きに不安を覚えている方がいたら、「安心してください!!!」と言いたいです!

あまりこの手の個人ブログ的な情報が検索してもなかったので、今回は国民年金と国民健康保険加入における手続き方法について書いてみたいと思います。

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まず、健康保険と厚生年金保険については退職日の翌日に資格喪失となります。保険証も退職日に会社に返却をします。

国民健康保険の加入方法

◆ 届出期間:
資格を喪失した時から原則として14日以内に届け出ること
◆ 届出窓口:
お住まいの区の区役所保険年金課
◆ 持ち物:
・マイナンバーカード
(身分証明書兼書類にマイナンバーを記載する欄があるため)
・健康保険・厚生年金保険 資格喪失証明書
→ 退職時に会社から発行をしてもらう書類です。

※私の場合は自立支援医療制度にも加入しているので、そちらの手続きも一緒にする必要がありました。この手続きも窓口は違えど、ものの10分ほどで完了。しかも、手帳の原本を持っていくのを忘れてしまったのですが、それでも対応してもらうことができました。

手続き後、保険証の原本はそのまま手渡しで渡されるのではなく、大体1週間後に自宅に郵送で届きます。その間は、国民健康保険被保険者受領証という手のひらサイズの小さな紙が保険証代わりとなります。

私は、保険証の原本が届く前に2カ所の医療機関に行きましたが、どちらもこちらの受領証を保険証代わりとして3割負担(自立支援登録の病院の場合は1割負担)でOKでした。ただし、医療機関によっては、原本が届く前の診察等は一旦10割の負担をしてもらって、原本が届いた後7割分(自立支援登録の場合は9割分)を返金するという所もあるようなので、心配の方は診察前に電話などで確認をすることをお勧めします。

国民年金の加入方法

国民健康保険と同時に加入をする場合は、特段手続きが不要とのことでした。そして、年金手帳を見たところ、氏名が旧姓だったので、改めて何か手続きをする必要があるのかな?と思っていたのですが、こちらも特段不要とのことです。

あとは、加入の際に、国民年金保険料の割引制度があるとのことを知りました。最大で、2年度分を現金払いで前納すると、14,830円の割引となるとのことです。

国民年金保険料を前納すると割引があります。
令和5年度の保険料について、
1年度分を現金払いで前納すると「3,520円」の割引
(1年度分の保険料額198,240円が194,720円へ)
6カ月分を現金払いで前納すると810円の割引
(6カ月分の保険料額99,120円が98,310円へ)
2年度分(令和5年4月分から令和7年3月分)を現金払いで前納すると、14,830円の割引
(2年度分の保険料額402,000円が387,170円へ)

日本年金機構HP(https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-01.html)2023年2月2日時点

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この手の手続きって実際にやってみないとわからないことも多いですし、どのくらい大変なのか、はたまた全く大変でないのか感覚もわからないですよね。

今回私の場合は、“会社を退職→フリーランス”のため、国民年金と国民健康保険に加入をしましたが、そのほかにも、たとえば、家族の扶養になったり、社会保険を継続して加入できる手続きをする人もいたりで、その人が置かれている状況で手続き面も異なります。

ただ、私のように国民年金と国民健康保険に加入する場合の手続きは、とっても簡単でしたので、不安にならず、是非参考にしてもらえればと思っています!

サポートいただきまことにありがとうございます。 読者の方の日常を少しでも彩ることができるよう、精進して参ります。 引き続き、よろしくお願いします🍀