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スキ50超えの記事

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スキを50以上頂いた記事をまとめてみました
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#適応障害

『鬱』な花嫁

深夜2時。川の音がゴーゴーと響き渡る真っ暗で開けた車道。 アクセルを一気に全開にして、このままブレーキを踏まなければ、 もしかしたら少しは楽になれるのかもしれない、そう思った。 *** 2019年の春。私は東京の外資系コンサル企業に勤めていた。 入社をして5年。振り返れば辛いこともあったけれど、それ以上に仕事にやりがいを感じている時期でもあった。 常により上へ、より高いところへ、一息もつくことなく走り続けている感じ。走り続けることは大変だけれど、日々自分が成長できている

鬱病や適応障害で苦しんでいる方へのメッセージ

お久しぶりです、エトワールです!かなり久々になってしまいましたが近況報告を兼ねて投稿します! 今日は、「鬱病や適応障害と診断されて苦しいな」と思っている人たちに向けて記事を書いていきますね。 わたしの近況報告2年ちょっと前、わたしは適応障害と診断を受けて突如会社を休職しました。そして、1年半の休職期間を経て今は会社員を辞めて、フリーランスとして働いています(全然まだまだなので、この話しはまたします) 体調もよくなったので、今年は海外旅行にたくさん行きました。そのお話しも

メンタル疾患は天からの贈り物なのかもしれない

最近ちゃんと腑に落ちたことがある、 それは、“ 病気になったのは、「休んで!!」という天からのサインだったのだ ”ということ。 「天から」ってどこからか具体的には分からないけど、亡くなったおじいちゃんが私を見兼ねて助けてくれたのかもしれないし、魂的なもう一人の自分が、動き続ける物理的に存在する自分に鞭打って、そういうサインを送ったのかもしれない。 思い返せば、2年半程前の年末、まだ適応障害と診断を受けるかなり前のことだったけれど、仕事が忙しすぎて、週末も仕事仕事..ずっと

自立支援医療制度の手続きへ行ってきました

今日、自立支援医療制度の手続きをしに役所へ行ってきました。 手続きは予想以上に簡単で、ものの10分程で終了。 「きっと面倒な手続きなのだろうな」と、重い腰をあげて、やっとの思いで役所へ行ったのですが、面倒なことは何一つなく、一瞬で終わりました。 「そもそも自立支援医療制度とは?」 「面倒で私もまだ手続きができていないのよ…」 という方がいらっしゃったとしたら、少しでもそのような方の参考になれば嬉しいなと思っています。 ※私の場合は、精神通院医療の自立支援医療制度です。

今を生きることの素晴らしさ

マインドフルネスとは、今この瞬間に起きていることに注意を向けてネガティブ感情から心を離し、さまよっていた心を意識的に今に集中をすることです。 私はいつからか、マルチタスク的行動が習慣化してしまいました。料理をしながらラジオを聴く、ご飯を食べながら映画を観る、お風呂に入りながら本を読む… 仕事を休んでいて時間がある今でもなお、この習慣は以前よりもだいぶ緩くはなったもののなかなか変えられず、これでは常に脳がフル稼働している状態だと自覚をしてからは、脳を休めることを意識的に自分

アラサー既婚適応障害女、転職活動をするの巻

「昨年から傷病休職中と履歴書に書かれていますが、具体的にどういった内容のご病気なのか教えていただいても良いですか?」 私は最近本格的な社会復帰を目指し、転職活動に足を踏み入れたのだが、先日いきなり書類を送ったとある会社から電話がかかってきた。 「ええっと・・・」 スーパーマーケットでの買い物中の思ってもみない電話口の相手に少し動揺をしたのだが、私は正直にそして丁寧に答えた。 昨年に適応障害と診断をされ、そこから働くことができなくなり、そろそろ丸1年が経とうとしているこ

おしゃれができるって心が元気な証拠よね

みなさんはお洒落をすることが好きですか? メイクをしたり、アクセサリーを身につけたり、着飾ったり、髪を巻いたり、 お洒落をするってとっても素敵なことだと思うのです。 お洒落をすれば、自分に少し自信を持つことができます。 お洒落をしていれば、素敵なカフェにもこじゃれたブティックにも、ちょっとの勇気を出せば入ることができるけれど、そうでない日なんかは、お洒落カフェにもブティックにも決して入りたいと思えません。 お洒落をすれば、自分の理想に近づけ得ます。 女性的な雰囲気

「無理な人」ができたとき、それは嬉しいことだった

人間どんな人であったとしても、絶対にどこか良いところはある。 私は物心ついた時から性善説的思考を無意識的に自分の価値観に採用していたようだ。 その人自身の良いところを見つけられない人は、余裕のない人だし、大人になりきれていないし、良いところを見つけても好きになれないもしくは良いところすら見つけられない人は、その人自身が可哀相であり残念だとも思っていた。 かくいう私について言及すると、周りの人に恵まれて生きてきたというのもあるが、あまり対人関係には悩みがない人生を送っている

夫婦での生活、いざリスタート!

今週から、やっと夫との生活を約1年ぶりに再会させました。 「夫とは一緒に住んでいなくて、今は実家にいるんだよね。」 こういうと大抵の方に、「あぁ、夫婦仲が悪いのね。」と思わせては、そうではないと一応の訂正をしていた私。約1年ぶりに実家での生活を離れ、夫婦での生活を再開いたしました。 帰省の発端は、私が適応障害になってしまい、療養が必要になったため。夫といるとどうしても家事をやらないといけないという思考が強くなってしまい身体を休ませにくかった、かつ、平日夫は仕事に出てしま

適応障害を克服しつつある私のセブンルール

私は関テレ・フジテレビ系の『セブンルール』という番組の大ファンです。 『セブンルール』とは、社会で活躍する一女性にフォーカスを当て、その方の日々に密着をし、彼女らが自分らしく生きていくうえで大切にしている7つのルールを紹介していく番組です。 https://www.ktv.jp/7rules/ 今回は、この大好きなテレビ番組に則り、「“適応障害を克服しつつある私、Etoile”が、もしテレビ番組に密着されたら」という、非現実的なことをもはや妄想をしながら、勝手ながら書かせ

リンゴの蜜は夫の愛

お久しぶりです。 私用で少々バタバタとしており、noteから離れておりました。 気付けば前回noteを投稿したのが10日前とのことで、時が経つのは早いものだとしみじみとしております。 今日は、最近あった嬉しかったことを共有させて下さい。 *** 「あー、今日は疲れたなー。」と疲労感いっぱいで帰宅をしたある日。 夫から素敵なサプライズをしてもらいました。 「Etoileの体調の悪い時に俺がりんごの皮くらい剥か(け)ないとだな!」 と、りんごの皮剥きの練習をしていた夫。

適応障害になって気付けた小さな幸せ5選

みなさんにとって、〝日々の小さな幸せ〟とは何でしょうか。 よく、「幸せは身近にあるものだ」という言葉を耳にすることがありますが、まさしくその通りだと実感している今日この頃です。 私が適応障害を経験する前は、今よりも日常生活に幸せを見出すことができていなかったのです。日常ではなく、非日常の感動こそが「一番」の幸せだと、少し残念(?)な勘違いをしていたのです。 たとえば、どこか旅行に行くこと。 毎日毎日仕事やタスクに耐えて、やっと出かけられる非日常の世界。 これこそ至福で、

頑張っているあなたが好き

「頑張っているあなたが好き」 じゃぁ、頑張っていない私は好きじゃないの? 頑張ることが難しい今、もっと私は頑張らないといけないの? そもそも、何をもって頑張っているといえるの? *** 最近夫とプチ喧嘩をした。 そもそもの発端は、私がこれからの近い将来仕事をどうするかについて話したとき。 夫曰く、「子供がいない間は仕事はできればやってほしいと思う。体調がもっと良くなって、Etoile自身が「社会復帰ができるな」と思ってからは、どういうかたちでも良いから働いてほしいな

私、パニック発作をかかえていたみたい。

私、パニック発作なるものを持っていたようです。 ということを、今更ながら知りました(笑) 「夜中に急に息ができなくなって起きる」 ということが、思い返せば何年も前から時たまあったんですよね。 記憶にあるのは、社会人になって一人暮らしを始めてからなのですが、いつからこのような症状があったのかは定かではありません。 先月も2度程ありました。 一度目は、「息ができない苦しい!」と思い起きて、その後すぐに呼吸ができるようになり、びっくりはしたものの眠すぎてすぐに寝てしまいまし