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スキ50超えの記事

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#人生

『鬱』な花嫁

深夜2時。川の音がゴーゴーと響き渡る真っ暗で開けた車道。 アクセルを一気に全開にして、このままブレーキを踏まなければ、 もしかしたら少しは楽になれるのかもしれない、そう思った。 *** 2019年の春。私は東京の外資系コンサル企業に勤めていた。 入社をして5年。振り返れば辛いこともあったけれど、それ以上に仕事にやりがいを感じている時期でもあった。 常により上へ、より高いところへ、一息もつくことなく走り続けている感じ。走り続けることは大変だけれど、日々自分が成長できている

⚽️📕究極の趣味の見つけ方📕🎾

みなさんには趣味があるでしょうか? 「なかなか趣味を見つけることができない!」 という方がいらっしゃるようで、そんな方達に向けて、 どうすれば趣味を見つけることができるのかについて考えてみたいと思います。 ちなみに未だ私も発展途上だけれども、 最近は以前に増していろんなことに興味を持つことができていて、 自分はどういうことが好きなのか、 何を楽しいと思うのか、 を探すことができていると思っています。 さて、趣味を見つけるにはどうすれば良いのか。 それにはまず“思

生きるを選んでいる私たち

どうして人間は生きるのであろうか * * * 家の最寄り駅の目の前に大きな立派な木が生えているのだが、その木の葉が真っ赤に色づいていて、そしてその中の1枚の葉っぱが風に吹かれて散っていった瞬間にふとこんな考え事が頭を過った。 英語ではleafの複数形はleavesだけれど、日本語で葉の複数形は葉でしかないな、とかそんなことも考えていた。 それはともかく、わたしたちはどうして生きているのだろうか。 生きていれば多かれ少なかれ、大きかれ小さかれ、 悲しかったり寂しかった

19歳の私へ―10年後の私が今思うこと

10年前、19歳だった私は、海外へ自分探しの旅へ行くことにした。 バイトをして1年で100万円ちょっと貯め、親を説得し、大学を休学した。 今振り返ると、それはそれは大きな決断。 この決断は人生で唯一「自分の意志だけ」で遂行したものかもしれない。 中学受験も家族や周りが勧めてくれた学校を結局は選んだ。 部活も仲の良い友人が入るということだったので一緒に入った。 大学も推薦で運良く入学ができた。 就職も父の勧めてくれた会社へ入った。 結婚も夫がプロポーズをしてくれた。 なんと