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適応障害体験談

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私が適応障害を発症し、克服していった日記になります。
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#メンタル

もっと休みやすい社会になってほしい、切実に

先日、夫が、「会社の上司が急に体調が悪くなったらしく仕事を数日休んでいる」という話をしてくれました。よくよく聞いてみると、メンタル的な問題が見られていて、医療機関でドクターストップが出たらしく、「一旦働くことをやめてください」と言われたようです。 心配そうに話す夫を横目に、私まで心配になってきてしまっていました。 その上司は、仕事がいわゆる“できる人”らしく、かなり忙しく長い間働いていて、夫からみてもいつも忙しそうで、「最近は特に大変そうだと思っていた」とのこと。 ただ

自分を大切にするってどうすればいいの?

皆さんは日々自分を大切にできていますか? メンタルを崩してしまう人の中には、わりと自分を大切にすることが苦手な方が多いように思います。 家族や友人、周囲の人は大切にできているのに、なかなか自分を大切にできている人って少ないように思っています。 そして、私も今までの人生においてなかなか自分を大切にできていなかったなと振り返って思います。 周りを優先にしすぎてしまったり、自分の思ってることを外に出さなかったりということがありました。 これらは、多かれ少なかで皆さんもある

適応障害の人の取り扱い説明書

まずはじめに私は今年の春に『適応障害』と診断を受けました。 発症当時については下記の記事をご覧ください。 適応障害になって、少し時間も経ち、やっと自分のこの障害を客観視できるようになりました。そして、同じように適応障害に苦しむ方と出会い、情報共有の場を持ち、励まし合い、助け合い、病気になった人にしかわからないであろう辛さを分かち合う経験もしました。 本人は辛いです。 でも、ふと思ったこと。 それは、適応障害となった当人の周りにいる、家族や親しい人も辛いのだということ。