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邦楽 マイベストアルバム トップ5

悩む、悩みに悩む。
トップ10にしてもいいが、長くなりすぎるのでトップ5で
また洋楽トップ5を決めるのは難しそうなので、とりあえず邦楽トップ5
れっつらごーー!!

5位 Cinemashka, Chika-Chika Cinemashka - 阿部海太郎 (2013)


劇音楽や映画音楽で活躍する阿部海太郎の3rd album
ジャンルはmodern classic
ジャケは淡白、内容は平和
青葉市子がレコメンドしてて知ったんだけど、とにかく鳴ってる音が平和。
1曲目、「Cinemashka, Chika-Chika Cinemashka」明治時代の明るい港町みたいな雰囲気、聴いてるとワクワクしてスキップしたくなる(曲をスキップしたくなるわけではない)。
2曲目、「All the Way to Find My Buddies」かもめの鳴き声と海の音から始まり、優しいヴァイオリンとピアノの音が心地良い。
3曲目、「Olda al verano」ピアノソロの曲、児童館で流れてそう。
4曲目、「Sarabande」ピアノの反復の音と管楽器の音が、いい具合に合わさってて素晴らしい。学校の昼休みとかに音楽室から流れてきたら心地よすぎてトリップするかもしれん。
8曲目、「Havanera de La Montagne (Piano Solo)」ひたすらに陽気で平和な曲、ポジティブパワー!!!
その他にも12曲目の「Samedi 14 H.」や17曲目の「Mariko Et Futaba: Deuxieme Theme」は独特の哀愁があって素晴らしい。

Favorite tracks: Cinemashka, Chika-Chika Cinemashka、All the Way to Find My Buddies、Sarabande、Ombrelle、Havanera de La Montagne (Piano Solo)、Samedi 14 H.、Mariko Et Futaba: Deuxieme Theme

Least tracks: Serenade de fruits

Rating: 8/10

正直このアルバム以上に陽気で平和なアルバムを俺は知らない。
休日に朝からこのアルバムを流して、近くの公園を散歩するだけでその日は素晴らしい一日になるだろう!!!そんなアルバムだぜ!!
Check it!!!


4位 ギター (Guitar) - 戸張大輔 (1999)


天才 戸張大輔の1st album ジャンルはAvant-Folk
内容はノスタルジック
1曲目、「無題1」アコースティックギターと鼻歌のメロディーが心地良い、素晴らしいイントロ。
2曲目、「無題2」一曲目と打って変わって激しいサウンドに叫ぶようなヴォーカル。このアルバムで唯一嫌いな曲、正直この曲だけアルバムの中で悪い意味で浮いてると思う。
3曲目、「無題3」可もなく不可もなし。
4曲目、「無題4」どこかで聴いたことがあるような不思議な曲、"思い出は子供のアルバムだけ いつも"という歌詞がノスタルジック。
5曲目、「無題5」陽気で楽しげなリズムが癖になる、聴いてると踊りたくなるハッピーな曲。ダンシング トゥギャザー!!!
6曲目、「無題6」民族音楽チックの実験的なインストゥルメンタル。
7曲目、「無題7」反復されるアコースティックギターの音が心地良い、優しい音と激しい音が交互に来る感じが良い。
他にも「無題9」「無題14」「無題22」などノスタルジックでドリーミーな曲が素晴らしい。

favorite tracks: 無題1、無題4、無題5、無題7、無題9、無題14、
無題16、無題17、無題21、無題22

Least tracks: 無題2

Rating: 9/10

3位 Long Season - Fishmans (1996)


Fishmansの6枚目のアルバム ジャンルはDream pop
1曲しか入ってないが、その1曲が35分超えの大作。
サイケデリックでポップ、"僕ら半分 夢の中という歌詞があるけど本当にそんな感じ。ミニマルで反復的なギターの音に神々しいヴォーカルの声とヴァイオリンの音色、ベースとドラムすべて合わさって夢の中のような陶酔感に包まれる。

Favorite tracks: Long Season

Rating:9.5/10

4,5年前にこのアルバムをRate Your Musicという音楽サイトで初めて知って聴いた時の感想は「まあ、こんな感じか」くらいにしかと思わなかった。しかし、その後何回も聞き返して、約1ヶ月ほど聴き続けてようやく良さが理解できた。Long Seasonはそれまで聴いていた顕在意識に働きかけるような曲ではなく、潜在意識に働きかける曲だった。
今でもたまに思い出すが、夜9時ぐらいに学校から家への帰路の途中でほとんど人の乗ってない電車に揺られながら聴いた時のLong Seasonは疲れた脳みそに直接音が流れて来るようですごく夢見心地だった。それから2ヶ月くらい狂ったように毎日聴き今ではやや食傷気味だが、やはり最後のクライマックスはいつ聴いても鳥肌が立つ。

2位 アダンの風 - 青葉市子(2020)


青葉市子の7枚目のアルバム ジャンルはChamber Folk
青葉市子の傑作、完全な異世界を彼女の声に誘われて旅するようなアルバム
Burialの「Untrue」と同じでアルバム全体を覆う独特の雰囲気がある、説明するのは難しいのでとにかく聴いて欲しいと思う。
最初に聴いた時は曖昧でぼんやりとしいて全体的に弱い印象だったが、何回も聴いていく内にその曖昧さがクセになり、いつの間にか鬼リピートしまくっていた。夜に散歩しながら聴くと、本当にアダンの風を感じるね。
ベストトラックは「血の風」かな、優しいクラシックギターの音とヴォーカルが最高!!
スピリチュアル!!!

Favorite tracks: Pilgrimage、Porcelain、Easter Lily、Sagu Palm's Song、
血の風、Dawn in the Adan、ohayashi

Least tracks: chinuhaji

Rating: 9.5/10

1位 卵 - betcover!!(2022)


betcover!!の4枚目のアルバム ジャンルはJazz Rock
私的邦楽ダントツナンバーワンアルバム。
圧倒的に俺の中の邦楽ベストワンですわ。
betcover!!の持つ、この素直さと愛よ!!!
音楽の持つ中毒性による快楽以上に、俺の心に愛情を持たせてくれるアルバムだ。ありがとうbetcover!!ありがとう柳瀬二郎。野暮な解説は無しで(というか出来ない、好きすぎて)とにかく聴いてくれ!!!

Favorite tracks: 母船、超人、壁、H、イカと蛸のサンバ、愛人、ばらばら、鉄に生まれたら、卵、葵

Rating:10/10


今のところは邦楽トップ5はこんな感じすかね。全然入れ替わる気がするのでそん時はまた書きますわ。

終わり。

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