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2023年 激ハマりしたアルバム トップ5

2023年はなんにもしてないです。ただ、音楽だけは結構聴きました。
なんで適当に今年聴いて激ハマりしたアルバムトップ5決めます。
れっつらごーーー

5位 death's dynamic shroud - I'll Try Living Like This (2015)


いやーハマったね、death's dynamic shroud ジャンルはVaporwave
まずジャケに惹かれたよね、内容はクソカオス。
kpop、jpop、きゃりーぱみゅぱみゅ、ゼルダの伝説とか色々サンプリングしてうまくまとめた感じ、個人的に好きなサンプルと嫌いなサンプルの落差が激しくて好きなサンプルの時はいつまでも聴いていたいくらい最高なんだけど、嫌いなサンプルの時はイライラして曲スキップしたくなる。
それでも全体的に素晴らしい出来で、このアルバムのおかげできゃりーぱみゅぱみゅも聴いてどハマリした。

Favorite tracks: 너 땜에 맘이 맘이 맘이 맘이 괴로워요、Loving Is Easy、
이보다 좋을 수는 없겠어、CD Player Pt III

Least tracks: CD Factory / 드라마

Rating: 8/10

この「I'll Try Living Like This」は2015年に出たアルバムだけど、2021年に出た「Faith in Persona」も最高だ!!

4位 The Mars Volta - De-Loused in the Comatorium (2003)


The Mars Voltaの1stアルバム ジャンルはProgressive Rock
これもジャケが良い、内容はとにかくかっこいい
鳴ってる音が全部かっこいい、ヴォーカルも最高。
イントロの「Son et lumière」から2曲目の「Inertiatic ESP」で完全にハート撃ち抜かれた、疾走感と熱量がやべえバンガー、プログレだけど結構キャッチー。6曲目の「Eriatarka」と7曲目の「Cicatriz ESP」も、最後まで勢いが失速することなく、ひたすらにかっこいい音が鳴り続けるエネルギッシュで緊張感のあるバンガー。最高のアルバムだけど最後の曲だけちょっと弱い気がする。

Favorite tracks: Inertiatic ESP、Roulette Dares (The Haunt Of)、Eriatarka、
Cicatriz ESP

Least tracks: Ambuletz

Rating: 8/10

2nd albumの「Frances the Mute」も聴いたけど、今のところ1stのほうが好きかな。どっちも良いけどね!!

3位 Injury Reserve - Injury Reserve (2019)


Injury reserveの4枚目のアルバム ジャンルはExperimental Hip Hop
ジャケはグッド、内容はグレート
鳴ってる音はindustrial musicとかGlitch Hop味の強いtrap&boom bapていう感じかな。このアルバムに関しては2年前ぐらいに初めて聴いてずっと好きで、時折聴き返してたんだけど最近完全にスルメ化した。
1曲目の「Koruna & Lime」は野郎の雄叫びと奇妙なラッパの音がいい感じにmixされたindustrial boom bap、Ritchie(グループの中で2人いるラッパーの内の1人)の"Maybe I'll see you in my next life"ていう歌詞が頭から離れねえ。2曲目の「Jawbraker」フィーチャリングしてるRico Nastyのラップがかっこいい。3曲目は「GTFU」フィーチャリングしてるjpegmafiaの叫ぶようなHookに過剰主義的なbeatが最高。4曲目は「QWERTY Interlude」地味に中毒性がある Interlude。5曲目は「Jailbreak the Tesla」ここがこのアルバムのハイライトでbeatはTeriyaki Boysの「Tokyo Drift」をサンプリングしてもっとかっこよくした感じ、Ritchieの軽くエコーがかかってるrapとフィーチャリングしてるamineの軽快なrapが最高。他にも8曲目のFreddie Gibbsがフィーチャリングしてる「Wax On」や10曲目の「Hello?!」から「Best Spot in the House」「New Hawaii」の流れも最高で聴いてて飽きねえ!!
実験的だけど聴いてて頭振れるバンガーも多いグレートなアルバムだぜ!!
Check it!!!

Favorite tracks: Koruna & Lime、Jawbreaker、Jailbreak the Tesla、Wax On、
Hello?!、New Hawaii

Least tracks: What a Year It's Been

Rating: 8.5/10

2位 betcover!! - 馬 (2023)


betcover!!の5枚目のアルバム ジャンルはJazz Rock
ジャケはノスタルジック、内容はダンディ
betcover!!は2021年に出た「時間」から聴いてて2022年に出た前作の「」は邦楽の中で一番好きなアルバムなんすよ、そんで今回のアルバム「」(まずタイトルが良いんだけど)結論から言わせてもらうと最高でした。
前作は超えてないけど進化はしてるっていう感じですね、歌詞の面でも音の面でも。まず1曲目の「バーチャルセックス」は"馬鹿野郎”の怒号から始まる疾走感あるナンバー。2曲目の「翔る夜の匂い草」はこのアルバムで一番お気に入りの曲で、ダンディなヴォーカルの"朝はやっと訪れて 悲しみを返してくれる"という意味深な歌詞が癖になる、ちょっとL'Arc〜en〜Cielっぽい。3曲目は「鏡」昔の日本のサスペンスドラマで流れてそう。4曲目の「フラメンコ」はこのアルバムのハイライトで温かい音が包んでくれる印象、"お前を許せたらいい"という歌詞のダンディズム。他にも「不滅の国」「炎天の日」など壮大さを感じる曲も良かった!!

Favorite tracks: バーチャルセックス、翔る夜の匂い草、フラメンコ、不滅の国

Least tracks: メキシカンパパ

Rating: 8.5/10

余談 この「」っていうアルバム名について
たまたま安部公房の「密会」ていうクソ奇っ怪な小説を読んでて、その小説で馬人間ていうのが出てくる、それと今回の「馬」というタイトルとに謎の繋がりがあるような気がしてならない。前作の「卵」では切実なエロスみたいなものを感じたけど、今作はちょっと倒錯したエロスを感じた、1曲目「バーチャルセックス」だし。"馬"という言葉に性的なメタファーがありそうな気がする。

ある夏の未明、突然やって来た救急車が妻を連れ去った。男は妻を捜して病院に辿りつくが、彼の行動は逐一盗聴マイクによって監視されている……。二本のペニスを持つ馬人間、出自が試験管の秘書、溶骨症の少女、〈仮面女〉など奇怪な人物とのかかわりに困惑する男の姿を通じて、巨大な病院の迷路に息づく絶望的な愛と快楽の光景を描き、野心的構成で出口のない現代人の地獄を浮き彫りにする。

安部公房 「密会」 あらすじ

1位 Burial - Untrue (2007)


Burialの2ndアルバム ジャンルはDubstep
ジャケは灰色、内容も灰色
鳴ってる音はambientな感じだねロンドンの深夜2時くらいの雰囲気。
まず2曲目の「Archangel」が素晴らしい、dubstepのリズムに呻くようなヴォーカルの音が心地良い、独特なムードがある。5曲目「Endorphin」は深夜に星を眺めてるような気持ちになる。

Favorite tracks: Archangel、Near Dark、Ghost Hardware、Endotphin、Untrue、Shell Of Light、Homeless、UK

Least tracks: Dog Shelter

Rating: 9/10

Burialの「Untrue」1位にしたけど正直語ることがないとにかく聴いてみたらわかる、そういう良さがあるね。

終わり。



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