情報に、酔う。
みなさんは、自分の身の回りにはたくさんの情報が溢れているんだな〜なんて思ったことありますか?
今日、一ヶ月ぶりに電車に乗った。
電車の扉が開いて、いつものように車内に足を踏み入れ、顔を上げたら、広告があっちからこっちから目に入ってくる。
うぉう。と思って目をそらしたら扉にも広告。
さらに車内アナウンスの声。
私は、まったく繊細な人ではない。なのになぜだ?たくさん飛び込んでくる情報に、生まれて初めて「うぉう!」と目が開けているのが辛い状態となってしまった。
広告は、一見並べられているように見えるけれど、なんだか四方八方からいろんな色や文字が、飛び込んでくる。
目的だった渋谷駅に到着し、電車を降りて、さてお昼。
渋谷スクランブルスクエアの高層階のレストランに入る。景色を眺めたいと窓際の席を選んだが、目の前に広がるのはこれまたカラフルな広告たち。本日二度目のうぉう。
食後に入った本屋さんが併設されているカフェ。席について「ふぅ。」と一息。今度は正面に本というこれまたいろんな色や文字、画像情報があっちからこっちから押し寄せてくる。本日三度目のうぉう。
私って、こんなに繊細な人ではないはず。
なぜに???
考えられることはみっつ。
ミニマリストを目指して、持ち物色を厳選したこと。基本的に白、黒、グレー、青の4色しか視界に置かないようにしていたから。
ふたつめは、ダークモード。パソコンやスマホから入れる情報は、黒字に白い文字がほとんど。画面の大きさも限られるため、視界に情報がいっぱい入ってくることがないから。
みっつめは、在宅になってあまり外の景色を見なくなったから。
カフェを出て、VRゴーグルをかぶらなくても映像が楽しめるというコーナーがたまたまあったので、入ってみたのだが、そのカラフルな色に酔ってしまった。なんてこったい。本日四度目のうぉうである。
今まで気づかなかったけど、私たちの身の回りには、こんなにもたくさんの情報が溢れているんだなぁ。
でも、たくさんの情報の中で、これは良い!と思ったものがひとつあった。それは、丸めて持ち運べる4Kディスプレイ。
黒い画面に映し出された白い草花の中を泳ぐ白い魚の映像。なんかもうすっかりダークモード。そのうち白黒テレビが復活したりして。なんてね。
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