閉鎖病棟からのメモ - 2月5日 [2日目]
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初めての閉鎖病棟の一夜。最悪だった。何度も目覚め、寝たら悪夢。起きていても時計がないから何時なのかもわからない。永遠に夜が明けないと思った。
いつの間にか朝に。朝食は定番の味噌汁とかまぼこ卵焼きとほうれん草と白菜の胡麻和え。
昼食を待つためのデイルームで時間を過ごしてたら一緒に食べない?って誘われた。多分、昨日病室の目の前で覗いてた子だ。お昼が来たので取りにいきついていくとグループができていた。自己紹介したりしていた。特定されない程度に自己紹介。
Aさん
声をかけてくれた子。20代の女性。ボーダーと躁うつらしい。社交的でリーダー的な存在でもあった。Bさん
同い年(当時高校生)。摂食障害。地元が一緒でびっくりした。隣の中学校なのに僕と同じ中学校の同級生の名前も複数人知っててさらに唖然。Cさん
同い年。摂食障害。高校が県内でも有名なスポーツ校だった。めっちゃ褒めてくれるし嬉しかった。Dさん
PTSD。2子を持つお母さん。まんまお母さんでなんというか安心感があった。Eさん
年齢不詳。あまり詳しく知れなかった。Aさんとはとても仲が良かった。
何時間か喋って…。時計が届いたのこと。これはデカい。鏡は持ちっぱなしはダメらしい。預け込みなら洗面所行けばいいじゃん…。(グループの誰かが)門限の16時前にマカロニえんぴつの「なんでもないよ」を聞かせてくれた。聞いたことある曲だった。
部屋に連れて行かれ、夕食は中華風の何か。1日振り返って久々に楽しい1日だったなぁと感じた。今夜は悪夢を見ずにじっくり寝られるように。