「書く習慣」1ヶ月チャレンジ9日目。
本日のテーマ「最近泣いたこと」
えっ! えっ? へっ?
すみません、ないです。
ついに、チャレンジストップです。
厳密に探せば、つい先頃のパラリンピックの車椅子テニスの国枝さんが金メダル取って泣いた時。
微かにうるっときました。
これぐらいです。
ここでハタと気づいた、
もしかして、最近、感性が鈍ってきているのだろうか?
イヤ、人に会ってないからだろうか?
泣けるドラマや小説や映画を見ていないからだろうか?
本来私は、涙もろい方だと自分では思っています。
結論、「最近泣いたこと」
このテーマのおかげで、最近泣いていないことに気付きました。かなりショックです😂
おまけ。
せっかく、泣いたことがテーマなので、過去に読んだ本の中で、一番号泣した本をここにあげておきます。
小川糸さんの【つるかめ助産院】集英社文庫。
随分前に読んだ本です。多分10年ちょっと前。
失踪した夫を探しに沖縄にいき、そこでたまたま出会った助産院で妊娠を知り、そこで出産していくお話。その間の主人公の揺れ動く心の葛藤、そして、成長を描いた、出産と自立の物語。
本の真ん中ぐらいまですすんだある夜のこと。
自宅でビール片手にこの本を読んでいた。
突然、ある言葉に触発され、涙腺が崩壊し始めた。そのあとはもう崩れっぱなしで、ページをくるたびに、
ワーワーワーって泣いた。
何故だか涙が止まらなくなった。
もう些細な言葉に、心の琴線が触れまくり、過剰反応しまくり。
そのまま真夜中の1時2時まで、泣きながら読み続けた。
最後は、瞼が腫れすぎて文字が読みづらくなり、無理やり寝ました。
後にも先にも、こんな読み方をした本はないです。
この後、この本を友人であり後輩である男の結婚式の時に、スピーチの中で紹介させてもらいました。
「新婚男性は絶対に読んだ方がいい」と激推しした記憶があります。
この物語は、出産体験することが絶対にできない男性でも、それに等しい擬似体験ができる小説です。
以上、今回は少しテーマからずれたかもしれませんが、それもまた「書くこと」でしか生まれてこなかった貴重な体験だと思い、書かせていただきました。
ありがとうございました。
#書く習慣