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プロは逆境でこそ笑う

このタイトルの『プロは逆境でこそ笑う』この「こそ笑う」の部分、ここがこの本の大きなポイントです。
つまり逆境が来たと言う事は、チャンスだぜ!と言う捉え方ができる方々なんです。
その捉え方ができるようになったのは、5人それぞれ自分の経験から作り上げたものです。
清水克衛さんからは幸運の女神を振り向かせる方法を、
西田史郎先生からは脳の鍛え方を、
目前の壁は神様からの贈り物と捉える喜多川泰さんからは「視点の置き方」
を、出路雅明さんからはプチ逆境から成功を引き寄せるコツを、街工場でロケットを作り続ける植松努さんからは夢を実現する方法
を。学べます。

それぞれが、逆境を乗り越えてきたからこそつかんだ極上の秘訣を、余すところなく書き綴ってあります。

余談ですが、私が以前本の紹介イベント「本の力」と言うのをやっているときに、大学で講演する機会をいただきました。その際に公演終了後とても内容が良かったと言う言葉を多数の学生さんからいただきました。
その中で、1人の女性からダイレクトに質問がありました。
『自分の友人が医者になるために大学を受験したが二浪してしまいました。そこでその友人は、大学受験を諦めて専門学校で看護師になる道を選び学校に通い始めたんです。
でもその友人は会うたびに自分が医者になれず看護師に方向転換したことを悔やんで、毎度のように悔やみごとを漏らします。
自分ではその友人にどんな言葉をかけて良いか分からず、持て余してしまいました。でも、どうにかしてあげたいと思っていました。今日佐伯さんのお話を伺って、もしかしたら友人の力になれるかもと思いました。そんな友人にお勧めの本はありませんか」
と言われました。
その時に私は直感でこの本を選択しその女性に勧めました。
すると、それから半年経ち、その女性がわざわざ私のお店に遊びに来てくれました。
そこで彼女の口から出た言葉が、
「佐伯さん、ありがとうございました。お勧めの本を友人にプレゼントしたらその友人がもう一度医者になるために受験勉強を始めたんです。
まだまだ道は長く険しいと思います。でも、彼の目がランランと輝き体中から活気が溢れ、自分の夢を語るようになったんです。本当にありがとうございました」
一冊の本が奇跡を起こしました。

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