見出し画像

保育園受かった日本生きろ

希望した認可保育園に決まった〜 よかった〜

私自身は「保育園?最近増えているし我々フルタイムだし普通にしていれば決まるでしょ」と、謎に余裕の構えだったのですが、夫が危機感を抱いており、産後間も無く認証保育園を含め見学に行きまくりました。数えてみたら夫と併せて15園行っていた。多分行き過ぎた。
とはいえ、在住地では多くの園の足切り点が私たちの保有点と同じだったので、特に安心材料があったわけではないですし、結果として「ここになら私たちの宝物(子ども)を預けても構わない」と納得できる候補園を複数見つけられたので、正解だったのだと思います。

噂に違わず、保活はそれなりに大変でした。やったことはざっくり以下のようなこと。保活ガチ度は中程度だと自負しているので、特に有益な情報はないかと思いますが、記録としてまとめておこう。
先に言っておくと、見学リスト作成と見学申込が産後&新生児育児で寝不足の頭にはつらかった。

  1. 自治体からもらった園冊子を見ながら、通園圏内かつ0歳児クラスのある園をピックアップ
    この冊子の掲載情報が、微妙に園HPと異なる場合があり(おそらく時点更新)、やや混乱した。

  2. 自治体HPで、直近3か年の募集/応募状況、足切り点を確認
    アクセスが良い等好条件なのに応募が少ない・急に減った園等は、検索すると事情をお察しすることができます。

  3. 自治体の保育園相談員(コンシェルジュ、コーディネーター、アドバイザー等と謳っていることが多い)に疑問をぶつける
    夫が聞きに行ってくれた。ここだけの裏話(exこの園は第一希望にすると入りやすい)等聞けるかと期待したが、自治体の窓口なので「倍率低い園も併願すると無難」といったマニュアルっぽい説明が中心だった模様。

  4. 1を基に、夫と共同編集をかけたスプレッドシートで見学リストを作成。項目は以下のとおり設定。
    ・園の基本情報(園名、住所、電話番号、公式HP、認可or認証)←HP等からの転記が大変すぎて早々に諦めた。今ならChatGPTにやってもらう。電話番号だけは載せておいた方が、見学アポ取りが楽になる。
    ・保育条件(月齢、保育時間、延長有無)←同上。最悪HPのリンクだけでも貼っておけばなんとかなる。
    ・2で調べた応募状況等
    ・見学申込の電話メモ欄
    担当者名、見学日時、持ち物、所要時間、来園時の注意事項を記録する。
    ・認証の場合は申込〜内定スケジュール

  5. リストを基に、園HPで見学会のスケジュールを確認→申込
    在住地の場合、認可園の見学会は自治体への申込期日の前後の期間に集中していたので、ここは短期決戦でした。調べた時点で既に受付終了しており、何とか機会を設けてもらった園もあった。
    スケジュールを載せず、「まずはお問い合わせください」みたいな園も多いので、見学予定はリスト化するより、調べて即アポ取りが早いです。
    認証園も同時期にまとめて見学しましたが、多くの園は認可落ちを前提にスケジュールを引いているので、認可内定待ちの間は2〜3園行けば十分だったかもしれない。
    同時並行で複数園にアポ取りしていると、どうしてもバッティングしたりしてくるので、希望度が高い順にアポ取りすればよいと思います。あと、ダブルブッキング防止策は講じた方がよい…(やらかしました)
    申込方法は8割方電話で、たまにフォームとかメールとかSMSとか。園のデジタル度を測る機会になるかもしれません。

  6. 見学に行く
    「保育園 見学 チェックリスト」と検索すると、見学時に確認すべき事項をまとめたHPがたくさん出てくるので、適宜参照するとよいです。とはいえ、時間も限られますし、自分にとって重要な項目5つくらいまでに絞っておいた方が無難。基本的な事項はあらかじめ説明されたり、資料に載っていたり、他の見学者が質問してくれたりするかもしれないですし。

  7. 見学記録を書く
    4のリストに追記してもよいと思いますが、記憶が新鮮なうちにスマホでサクッと入力できた方がいいということで、私たちは共同編集をかけたiOSのデフォルトメモに各自の見学記録をざっくばらんに書いていきました。写真も直接貼れますしね。

  8. 一通り見学が終わったら、申込先を決める
    見学記録や倍率を基に、申込先となる園の選抜会議を行います。見学した上で明らかにマイナスポイントがある園は除外し、残った園の条件や見学の様子を比較検討します。
    この段階で私が思ったのは、当初重要だと思っていたアクセス、保育時間、0歳児延長保育の有無、利便性(デジタル活用に積極的、持ち物が少ない等)は、ベター項目ではあるものの、決定打にはならないということでした。やはり、安全・衛生は前提として、子どもにどんな時間を過ごしてほしいか、というが大事ですね。
    また、見学してよい印象だった園も、運営法人を検索すると行政の指導を受けるような振る舞いをしていることもあるので、ネガティブチェックは重要だと感じます。
    一方、よい園はやはり人気なので、無邪気に希望園に申し込むと全滅の恐れもあります。在住地の自治体が公表している各園の応募数は、例えば第7希望まで出せる場合は第1〜7希望の全数を合計しているため、一見ものすごく倍率が高いように見えます。この場合は、ざっくり応募数/定員が7倍を下回っていれば、実際にはそれほど激戦ではないと考えるようにしました。
    こうして、申込できる枠のうち、半分は激戦園、半分は安心園で埋めてみました。

保活事情って極めて地域性と時事性が強いので、「数年以内に同じ学年(うちの場合は0歳児クラス)で保活をした近所の知人友人」がいないとなかなか生の情報が掴めないのがつらいですよね…。あと、自治体側の選考基準・プロセスもブラックボックスなので、勘所もわかりづらい。
振り返ってみると粛々と活動したように見えますが、手探りでわけもわからないまま進めたというのが実感です。

とにかく、保育園決まってよかった〜!
楽しく過ごせるといいなあ