運命のダイヤル見ました

こんにちは。Nissaです

インディジョーンズと運命のダイヤルを観てきました。
ネタバレは無しで感想などをつらつら書いていきます

感想

良い最終章だったと思います。
これまでのインディジョーンズシリーズとは物語の背景、進み方は違うもののやっぱりインディとして終わってくれました。

シリーズ通しての醍醐味になっている、ハラハラするアクションも健在。観終わった頃には力んだお尻が痛かったです。
個人的にインディジョーンズって、このアクションとオチの超常現象を楽しむ映画だと思っているので、これが観客を楽しませてくれれば良作と言えるのではないでしょうか

少なくとも私は観れてよかった、いい映画だと思いました


私の所感を含めたより細かい話

一つ前置きしますが、別に私は評論家とかじゃないのでここから先書くことは私見です。正しくないこともあると思います。

執筆時点で私自身はまだまだ若者ですので、過去のインディジョーンズシリーズをリアルタイムで観れたのは「クリスタルスカルの王国」だけです

とはいえ、シリーズとキャラクターは超有名。
考古学のワードがあればそのシルエットが浮かぶほど。
ハリソンフォードのファンでもあるので、新しいインディの映画がやるとなったら観ますよね

それまでの三部作を視聴したのは、クリスタルスカルの王国の後なので、クリスタルスカルって言われてるほど微妙なのかなぁと思ってました。
でも三部作とオチを比較すると、宗教の絡んだ古代の神秘だったものが、また少しベクトルの違う神秘になったわけですから、そう言われると考古学っぽくはないよなぁとは思いました。

そして今回。事前に過去シリーズは視聴し直しましたが、予告編は1回くらいしか観ずに映画館へ行きました。

最終章と銘打たれただけあって、初見の衝撃が欲しかったんです

てことで運命のダイヤルって何?というところから視聴を始めたのですが、アンティキティラ島の機械がモデルでした

何となく納得がいきましたね。
なにせ、アンティキティラ島の機械ってオーパーツと呼称されていた物の中で数少ない「本物」ですから

そして今回の神秘は数学の極致です。
実際のアンティキティラは天体観測の計算機械みたいですが、それを取り巻く、アナログコンピュータだという噂や説をベースにした、神秘の力です。
これまでの神秘の中では、この先もしかしたらあり得なくもなさそうな今回の題材。
それに囚われた学者の探究心にも説得力をもたらしているのではないでしょうか

今作のヴィラン。イケおじ、マッツミケルセン演じるユルゲンフォーラーは、元ナチスのNASAに協力している科学者。え、フォンブラウン博士じゃんと思ったら、本当に彼にインスパイアされた設定みたいです。

そういえば奇しくも、フォンブラウン博士はディズニーと関わりがあったみたいですね。

とはいえ、こちらはアンティキティラの力を利用し、現代人目線から見たらよろしくないことをすることが主目的ですから、立場的に立派な悪役、マッドサイエンティストでした

史実のアメリカに亡命したロケット科学者たちはロケット研究に打ち込んだみたいですけど、言われてみればフォーラーみたいなヤバい目的の人がいてもおかしくはないですよね。いたにしても実際は戦犯として裁かれたのでしょうけど

元が科学者なだけあってヴィランにしてはやや小物っぽい所もあった気はしますが、NASAの科学者という強い立場を持ち、目的のために冷徹に邪魔者を始末するところはやっぱり強い悪役ですね。あとマッツのおかげかどこか優雅さがありましたね

引き連れている部下に強い巨漢がいたのもやっぱりいつものインディだと思いました

今回なし崩し的に疲れ切った引退状態のインディを引っ張り出すことになった、ヘレナは「あれ、この人でインディみたいな話作れるんじゃ…」と思うくらいバチバチに危険を冒すタイプのヒロインでした。

批判あるだろうけど、ヘレナでスピンオフ作ったら私はある意味納得できます笑。
やったことも観たこともないんで、テキトーなことを言いますが、トゥームレイダーのララクロフトってこんな感じなんですかね

諸々の事情でクリスタルスカルのマットが出なくなったから、ヘレナになったのでしょうけど、歳食ったインディを引っ張るには若いインディ並みのアクティブさのある人物が味方側にいなきゃそりゃ成立しないですもの。
あんまり過去は掘られていなかったですが、本人の目的がハッキリしていたので物語的にはそんなに違和感なかったですね


おわりに

感想と思ったことを書いてみました。
映画を観る際の参考になったら幸いです。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。

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