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アンビシャスは救済だったのかそれとも切り札だったのか(1)


2023年初日にアンビシャスの公式ページがISLANDTV上に出来て、ユニット(?)から公式グループとなった。事務所がグループとして彼ら9人の形を認めてくれたと思った。そしてふとこんなことを考えてしまった。

アンビシャスは救済だったのかそれとも切り札だったのか 

最初にグループが出来た時は関西の他グループに比べて知名度も無く立ち位置も後ろのメンバーで構成されてるなと思った。なんとなく知ってるようで知らない人達と言ったところだろうか。パッとしない立ち位置。
大所帯のジャニーズJrの中で知名度を得られるのは、前に立てるのは、ひと握り。どんなに時間をかけても前に出られる保証は無い。悲しいけれどそれが現実だなと、Jrのオタクをしていると突きつけられる。

なにわ男子がデビューし、関西のグループが減り、精鋭達が抜けるタイミングでAmBitious が出来た。
このタイミングにこのメンバーで構成されたグループは救済だったのか、それとも最初から切り札だったのか。
知名度のあるエース級のメンバーを集めて結成されたなにわ男子や、なにわ男子と対象的な色を持ちエイト以来のバンド売りグループであるAぇ、ちびジュの中で良くまとめられていたかわいらしい子達を集めたフレッシュなLilかんさい、小中学生で結成された未来あるBoys be
このグループに並べなかったメンバーで結成されたAmBitiousは救済だったように思う
今まで関西で結成されたグループの中にAmBitious のメンバーの同期たちは次々と選ばれた。そんな中ずっとバックでマイクを持つことなくひたすらアイドルを続けていた。年齢や歴なんて関係なく。もちろんテレビに呼ばれることだって1年に数えられるほどだし、雑誌に毎回載る保証もない。そんな彼らを見ていたからこのグループができた時に救済だなとぱっと思った。
紙面でグループ結成を知ったとき、グループにはセンターらしい人がいないと思った。今でこそ真弓くんがセンターだが、ずっと18年組の中でも仕事に呼ばれる回数が少なく、バックダンサーで目立つ立ち位置だったことも少ない。だから最初は真ん中で笑顔で映る真弓くんに驚きと違和感を抱いてしまった。歴の長いサンカルもポテンシャルがあり、技術もその努力と歴史に裏付けられた確固としたものがあるのだと思うが、キラキラを貯えるばかりで最前線でキラキラを放出するタイミングに恵まれなかったせいで、センターとしての輝き方を知らないように思った。
センターらしい人がおらずそれぞれのメンバーがエリートコースで歩んできていないからこそ救済だと思ってしまった。
同期がほとんど加入したBoys be に加入できなかったいちれお、年下の同期に追い越されることが多かった18年組トリオ、同期がグループ入りを果たして行った太郎、沢山の仲間を見てきたサンカル
このメンバーを持ってして救済と言わないことがあるだろうか。

でもAmBitious 結成から1年以上が経ち、このグループは救済ではなく切り札だったのでは?と感じ出した。
同期の中でも年長者として加入したいちれお。勿論同期の中でも群を抜いた圧倒的ダンススキルを持っていたが、この2人はすごい、アイドルとしての経験値が高いメンバーが多いアンビシャスの中であっても圧倒的ダンススキルメンであるその立ち位置は変わらなかった。Boys be に加入出来なかったことは彼らにとってスタートダッシュを上手くきれなかったことかもしれない。だがBoys be の中で『1番ダンスが上手い』という立ち位置で、グループの中で足踏みをしているよりも、ダンススキルのある歴も歳も上のメンバーと同じグループでいることで更に先を見すえるべきだったのだろう。実際最年少の一太が振り付けを積極的に行ったり、れおがアクロバットの大きい見せ場を成功させること、その一つ一つがダンスを強みとするグループの起爆剤であることが日々感じられる。




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