シュバルツスタについて

概要

夢を司る神「ハル・アルヴァ」が世界の記録「A・レコード」を利用して作り出した夢想世界。アルヴァレンチから見れば夢想と言えるが、実態はパラレルワールドのようなもの。

委細ハルの意思の元、ハルに都合の良いように作られた世界であったが、A・レコードに介入することは禁忌であったため(また、レコードを完全に理解することは実質不可能なため)数百年ののちに世界に歪みが現れ始める。

ハル崩御の事件の折、シュバルツスタの観測者としてレコードを紡いでいたハルコール卿によって緊急的に構造を再編されたことで世界の崩壊は免れたが、不安定な状況は依然続いている。

世界再編から200年後に起こった黎明の審判以降は急激に発展を遂げ、
電脳世界へライフラインなどの生活基盤を据える事となった。

世界構成

現在は5つの異次元空間+いくつかの共通施設(ルザミナール)で構成されている。

フェストモウガウ

・最古にして最も住人が多い空間。
・土地名はシュバル語で「理想郷」の意。
・古典的なんちゃって中世〜近代西洋な世界観。
・近年はカズカに感化されデザインが多様化気味(それでもフランスやイタリアくらいの趣がある)。
・魔法学に則った自然法則。物理学は無効。

カズカ

・世界再編の折に生まれた比較的新しい空間。
・土地名は空想言語由来。漢字にすると「和華」。
・近現代東洋〜レトロフューチャーな世界観(主にアジアっぽい文化がごちゃ混ぜ)。
・物理学に則った自然法則。魔法学は無効。

コールラグナ

・-ʌ'n*empty-チャプター5.「誰が為の」以降に発生した電脳空間。
・土地名は未来語由来。欠落を防ぐもの、転じて「虚無を繋ぐ神都」の意。
・どの空間からもアクセスできる。
・黎明の審判以降は劇的に開発が進み、ココア=ブラウン博士統括の下、世界のおおよその基盤が管理されている。
・スチームパンクとサイバーパンクの中間くらい(メトロパンクと名付けたい←)な世界観
・上層、中層、下層で街の雰囲気がガラリと変わる。
・上層は中枢区画、中層は工業区画、下層は商業区画として発展している。
・上層の中枢施設は研究所と学校の役割も果たす。
・物理学と魔法学のどちらも使える唯一の空間。
・それゆえ国内のライフライン関連の物資は主にラグナで製造される。

ルザミナール

・各空間を往来するためのパイプライン。通常はミナールと呼ばれる。
・土地名は未来語由来。「個を繋ぐ道」の意。
・鉄道施設、医療施設、監獄施設、金融施設、遊園施設が併設されている。
・ココア博士の開発した統括管理ドロイド「メトロ」および、複数の対人ドロイド「ダッシュ(正式名称はMettllo–○○)」が管理運営を行っている。

■セプトアギス
・全てを飲み込む大穴。未来語で「奈落の怪物」を意味する。
・全ての空間の地下に広がっているため、ミナールを介さず各空間を行来できる。
・しかし地殻変動が激しく大変危険な上、未知の空間なので往来しようとするものはいない。
・ハル崩御前より存在し、主に不用品の廃棄場として使用されている。

トロイラス

・世界の核が眠る不可侵領域。




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