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睡眠契約の違反

こんにちは。Natsuです。
春眠暁を覚えず。
孟浩然の詩はこれしか知りませんが、本人も日本でこんなにこすられることになるとは思っていなかったのでは。

とにかく春は眠い、ということにしたいですが、春のせいばかりにしてはいけません。気圧のせいばかりにしてもいけません。

わたしは近頃とても眠いです。
休みの日に4時間昼寝した後、料理しながらウトウトして、10分で食事を済ませてそこから10時間中途覚醒なく眠って起きて、それでも眠いです。
眠ってから朝になるまでが信じられないくらい早く、時計が壊れてるんじゃないかと思うくらい眠くて、重い体を引きずって家を出てきます。

そんなの生まれてこのかた毎日のことよ!と笑う社畜のみなさんや、夜型の皆さんもいらっしゃることでしょう。そういうお話はよく聞きます。

けれど、ここで断固として言いたい。わたしはそっちのタイプではない、と!

わたしは、自分の心身のコンディションを落ち着いた状態に保つために、睡眠時間について自分と契約をしています
勤務日でも休日でも、決まった時間に寝て決まった時間に起きる、というものです。
22時には寝て、6時から6時半の間に起きる。これが自分のルールです。

このルールを破るとどうなるかといえば、寿命が縮みます
双極性障害がひどくなって、社会的信用を失い、大事な人たちとの関係を失い、自分のことを好きじゃなくなって、健常者の20〜30倍と言われる割合で自殺して人生を終えることになるのです。
そんなの嫌だ。嫌すぎる。自分を愛してニコニコしながら穏やかに人生を歩み終えたい

というわけで、わたしは「帰るの早いね!?」と驚かれながら、頼まれた仕事をそれっぽく断り、定時で帰りルーティンをこなし8時間のベストな睡眠時間を確保する生活を続けてきました。

たまに、遊びに行ったり、仕事がどうしても終わらなかったりして、就寝時間が遅くなることはありますが、それは月に2〜3回程度であれば問題ない範囲でした。

が、現状はどうか!!!!

全然寝れてない!睡眠時間が!シンプルに足りてない!!!リズムが乱れまくり!

最近仕事がハードモードで、生活リズムが大いに乱れています。
少しくらい大丈夫、この山を越えれば…と思っていたら尾根が続いてなかなか山を越えられませんでした。1泊の装備で登り始めたのに、知らない間にアルプス縦走してたみたいです。(死ぬど)

ハードな仕事たちの方はどうかといえば、もちろん全然回せておらず、結構どれもボロボロです。つら!
基本的にわたしは「できることしかできませんので」のスタンスで面の皮を厚くして生きています。忙しすぎて仕事でミスを頻発しても「キャパや能力に見合わない仕事を振って管理しなかった上が悪いですね。わたしは全力でやりましたので非はありません」と真顔で言い放つような人です。(厚顔!)

ところがどっこい、最近のわたしが仕事について何を考えているかといえば、
「自分の不手際で迷惑をかけて申し訳ない」とか「あの人もこの人も頼れないから自分で何とかしなくてはいけない」とか「こんなこともできないなんてわたしはボケカスだな」とか。

罪悪感、自責の念、そして仕事の抱え込み。
出来ること、できないこと、やったこと、やれていないことの線引きをできておらず、ただただ焦燥感に駆られて「あれもしなきゃこれもしなきゃ…あぁあダメだ…」と滅入る感じ。
人に気を遣える量と質が落ちて、あんまり人に優しく出来なくなってきています。


とても良くない!!!!!!!!!!!!

この良くない認知の偏り、身に覚えがありますね…。そこはかとなく、鬱のほとりに立っている気がします。もうくるぶしまで水が来ているかもしれません。

体調も概して低空飛行だし(主に頭痛と倦怠感)、諸々は次の診療の時に医師に相談するとして。

とにかく休まねばならない。今の仕事の任期より、数ヶ月のプロジェクトで得るものより、自分の人生のほうが長くて重いはず。

意地を張らずに仕事をセーブし、心身を休め、癒さなくてはならない。

病気のことをどれくらい職場に開示するかは難しいですが(マネージャー、スティグマ強そうだし理解もなさそう)、なんとかして、在宅勤務の日を確保できないか相談してみます。
フルタイムの仕事は辞めたくないので、その中でどれくらいまでなら無理せずできるか、どんなサポートがあれば続けられるか、探ってみます。

睡眠契約違反の代償は、思っていたより大きそうです…。

それでは今日の一曲をどうぞ。

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