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イラスト初心者講座①

こんにちは、なつです。
今回は趣味のお絵描きで得た知識をお伝えする第一弾です。
アナログデジタルの違いについてお話します。

ここでは初歩の初歩
「今日から絵を描き始めました」
「絵に触れてこなかったけど勉強してみたい」
「発注しようと思ったけど用語が分からない」
そんな方でも読みやすいようにお話していくつもりです。

書いてほしいこと、質問などありましたらコメントにお願いします!


初歩の初歩、アナログとデジタルって?

アナログ(絵)とは
実際に存在する紙やキャンバスに鉛筆や絵の具などを使用して描いたもの。
例)教科書の落書き、幼稚園の教室に貼り出された作品、ノートの隅のパラパラ漫画etc

カラー(色塗り)画材として有名なものは
コピック、アクリル絵の具、水彩絵の具、色鉛筆etc
と安価で手に入れやすものから専門店に行かないと見つからない様なものまで様々です。
決まりも無いので発想力次第で好きな画材を利用することが出来ます。

デジタル(絵)とは
パソコンやスマートフォン、タブレットなどを使用してデータ上で作成した作品のこと。

有名なソフトやアプリ
使用経験あり・・・SAI(有料だが比較的安価)、ClipStudio(比較的安価で優秀)、ibisPaintx(無償でも利用できるアプリ)
使用経験なし・・・illustrator、Photoshop、メディバンペイント(無償利用可のアプリ)

などパッと思いつくだけでもこれだけあります。
注意点はスマホやタブレットではなくパソコンで描く場合
ペンタブレッ
トや液晶タブレットと呼ばれる機材(ペン)が必要になります。
マウスで描く方も居るのかもしれませんが相当な技術が必要だと思います。

ここが曖昧?
紙に色鉛筆で絵を描いて、プリンターでパソコンに取り込んだ作品
 ↳アナログ作品
パソコンで描いてポストカードとして印刷
 ↳デジタル作品

出来上がった作品がデータに変換されようと、逆にデータを実物として印刷しようと
描いた環境でアナログかデジタルかは判断されます。


アナログとデジタルの境界

上記のようにどちらかに絞れる方が多いと思いますが
両方をミックスして描く方もいらっしゃいます。
どういうことかというと、

紙にコピックで描いた作品をパソコンに取り込んで
加工ソフトなどで効果を足したり、他の絵と合わせたり、
デジタルで描いた作品を印刷して、ボールペンやマスキングテープなどで
加筆したりする場合。

このような場合はどちらか判定しにくいですが
特にコンテストや依頼などで、アナログかデジタルを明確にしなければならない場合以外は判定する必要もないかと思います。
強いて言うのならばその作品の作者の発言を尊重するか、自身で作った場合
作業割合の多い方を主張するか、両方使っているのでどちらとも言えないとはっきり述べて問題ないです。

モノクロ作品(マンガなど)は特にミックスが多い印象です。
ペン入れまではアナログで、ベタやトーンはデジタルで仕上げるなど。
マンガ用語についてはまた詳しくまとめます。


今から始めるならどっちがいいの?

将来絵(イラスト、デザインなど)の仕事を考えているのなら、デジタルを覚えておいて損はしないです。
しかしアナログにまったく重要が無いわけでもありません。
アナログにはアナログの、デジタルにはデジタルの良さもやりづらさもあります。自分が極めたい方、使いやすい方、楽しく描ける方、揃えられた方など、好きに始めれば良いのではないでしょうか。

私はアナログ(コピー用紙にコピック、色鉛筆)から始め
殆ど同時期にデジタル(ノートPCにSAI、ペンタブ)も始めました。
しばらくは色付き、白黒どちらもアナログで仕上げる事が多く、
ClipStudioを購入したのを機にデジタル作業が増えました。


まとめ

今回はアナログ絵とデジタル絵の違いについて大雑把に触れました。
・現実のものに描けばアナログ、データで作成すればデジタル。
・両方合わせて使っても何も問題ない。

次回からはアナログとデジタル、漫画などそれぞれ掘り下げて説明します。
気に入っていただけたらまた読みに来て下さるとうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは。

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