命を科学し始めて凡となった?
苦しげなことや、不満をぶつけ続けているときがある
大層なことをでっち上げて、あらゆる事を責任転嫁する
美辞麗句だらけの世界が嫌になってしまったから
ちょっとだけ嫌味を手に持って世界を斜に構えて見てみただけなんだけど
没頭すればするほどに、惨めな自分にぶつかってしまう
だけど明るい世界が堪らなく嫌なもんで
持ち前の明るさを存分に使って、嫌味を撒き散らす時間
駄々っ子のワガママに付き合わされた方はたまったものではない
そんな自分を俯瞰し見つめて、反省し、自制に努めても
だけど何か足りない、何かが決定的に足りない
生活は満ち足りている、生きるに事欠かない
だけど全然足りない、死を目前とし、残りの日数を数え始める頃に、この欲求は倍増しているかもしれない怖さ
今に目掛けて、今を乗りこなし始めた頃にまたムクムクと芽生える、更なる欲求
まだ知らない欲求に出会っていくこと虚しさとかでもない
寿命尽きるまで、延々と、ワガママ放題、生きたい放題
頭の中身をいちいち諳んじています
一年かけてその年の防衛白書を読むくらいの
後追いの現実と今を超えていきたい
更なる脳の高みへ、口に出してわかる虚しさとは違う、万能感を生きながらにして手に入れたいと願う青年を俯瞰し、我ながら呆れてしまい、そして実にもどかしく
全てを食いきりたい犭貪たるやハレルヤと崇めてしまってもおかしな話
希望の楽園はいつまで経っても手を伸ばした少し先あたりで横たわっている
蜃気楼でもなく、実にそこにあるのにも関わらず絶対に辿り着けない人間なのかと愕然、茫然自失、夜明け前を受け入れられぬ時の悲壮は誰かの為ならず
全ての負の面を焼き尽くしてしまおう
そうだ、やはり、今は素晴らしいのだ
コンマ何秒かを誰よりも早くキャッチしていると、書き記し、牽制する、探究する
どうせまた明日がくる