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新曲「サマードライバー」解説

初めまして!
PlainBrainの橋本えとせとらです。

今回は今年の夏にPlainBrainがリリースした「サマードライバー」について、僕の目線で解説していきます。
是非お読み頂けますと有難いです。

僕の解説の影響を受けたくないという方は、下記URLからチェックよろしくお願い致します。


MV


配信


僕の解説をお読み頂ける方は、是非とも画面をスクロールしてみて下さい。













・サビについて

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イカしたドライバー もう時間がないや
真夏のマジックまだ溶けないで
サマードライバー
サマードライバー
サマードライバー
ファムファタールも汗ばむ
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夏はいつもすぐに過ぎてしまって、その度に僕達は後悔をしてしまいます。
でもそれは夏が短いからではなく、ただただ時間を浪費してしまっているだけだと思うんですよね。
そのことから目を逸らして、あまつさえ自分達を「イカしたドライバー」とまで言ってしまうわけです。
ファムファタールが汗ばんでくれることに期待しながら。


・橋本えとせとらの歌詞について

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真夏の夜だけど淫夢じゃないぜ
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皆が大好きな野獣先輩を冒頭に引用させて頂きました。
今回の楽曲は「夏の夜」のドライブがテーマだったので、連想ゲームですぐに浮かんできました。


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エンジン以上 韻フル回転
「どこ行く?」とかは自分次第で
面倒臭いし とりあえずハイウェイ
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今にして思えばちょっと「韻フル回転」は言い過ぎたかもしれません…
もっと踏みたかったです。
ただこの歌詞の大事な部分は、自分勝手で面倒臭がりな僕の人間性なので大丈夫ということにします。


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あくまで自前のETC
内輪話でBBC 越えちゃう僕ら 
CBD ナシでも良い感じ
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この曲のテーマである「夏の夜のドライブ」の友達パートがこちらです。
ホモソーシャルな空間にいると自分達の内輪話が世界で一番面白いと思ってしまいがちじゃないですか?
それは勿論のこと自分達にとってだけなんですが、あの時間が僕は大好きです。


・ヒラテマリノと橋本えとせとら掛け合いPart1

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(ヒラテマリノ)
ビビりな朕らを連れてって
キザに渚連れ去って
(橋本えとせとら)
全て愛して ホクロ裏筋
イカしたナンバー ポルノグラフティー
(ヒラテマリノ)
波間に揺れて アイツの隣でそっと寝ていて...
(橋本えとせとら)
闇にまみれがち 推定年齢
次は太陽昇る 水平線で
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今回の作品は久し振りにPlainBrainの二人で掛け合いをしてみました。
直前の友達パートから移り変わり、僕達の悲しい恋愛パートです。
ヒラテマリノは自信がないが故に、相手に身を任せてしまう弱さをラップしています。
それに対して僕は全てを愛されたい気持ちに対して進まない好きな人との関係をラップしています。
更に二人のパートにはそれぞれ二人の好きだった人の要素が含まれています。
ちなみに歌詞に出てくる一人称「朕」は響きが良かったことと知り合いのHip-Hopクルー「Guess座comedy」の「朕-chin-」から影響を受けて使わせて頂いてます。
人との繋がりに感謝ですね。

MV「朕-chin-」



・ヒラテマリノの歌詞について

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マイカー誰もいない左をみて
今夜も妄想ドライビング 
ぶんぶん 行き先ナッシング
ぐるぐる回ってく首都高 24/7
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車でクラブに行くことで有名なヒラテマリノは、サビの歌唱を含めて今作品のドライバーを担当してくれています。
誰も乗らなくなってしまった助手席を見て、妄想を膨らます切ない夏の夜のドライブを簡潔に描写しています。
行き先もなく首都高を走り回る描写は彼の大好きなオードリーの若林さんのエピソードから来ています。


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見てみたい横顔
言ってみたい「この後どう?」
ジメジメ熱帯夜抱きしめてたいが
できない!!
お前ってタレは
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ここから更に妄想の描写が細やかになっていきますが、結局の所は行動に移すことが出来ない情けなさが描かれます。
更に女性を「タレ」呼ばわりする倫理観のなさも露呈させます。
非常によくヒラテマリノの人間性を示したバースです。


・ヒラテマリノと橋本えとせとら掛け合いPart2

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(ヒラテマリノ)
粋な奴ら置き去って 君に不釣り合いだこのサマーデイ
(橋本えとせとら)
何様で? 言われてもかまへん
エセ関西弁 もう寝れないぜ
(ヒラテマリノ)
砂浜走って このままで2人いっそ抜け出して
(橋本えとせとら&ヒラテマリノ)
飛んで火にいるなんとやら
良かった 僕達まだちゃんと馬鹿
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先程の掛け合いよりは少し前向きになった歌詞です。
ヒラテマリノは自分が相手と一緒に過ごせる日々は、相手にとっては不釣り合いであることは認めつつ、それでも一緒にいるために自分から行動することを決心します。
それに対して橋本えとせとらは迷惑なことこの上ないのですが、相手の方にキツいことを言われてバッドエンドが見えているのに、むしろ興奮する自分の馬鹿さ加減に安心しちゃってます。


・最後に

今作は普段聴き出来て尚且つライブでも楽しんで頂くということを目指して制作しました。
ライブは今の所は概ね好評なので、もしこのnoteを読み終わった後に作品を視聴して頂ける方がいましたら、是非とも感想を教えて下さい。
このnoteにでもMVのコメント欄にでもTwitterのリプライでもDMでも何でも大丈夫です。


ここまでお読み頂きまして誠にありがとうございました。
作品もお楽しみ頂けましたら幸いです。

「サマードライバー」
MV


配信












































「サマードライバー」はPlainBrainが初めて夏真っ盛りの時期に出せた夏曲です。
計画性がないため、いつも夏をかなり過ぎた時期に「Late Summer」というシリーズを出していたのですが、今年は遂に8月22日に夏曲を出すことが出来ました。
他のアーティストの方からしたら普通のことですが、僕達からしたら快挙ですね。


『サビの歌詞について』
イカしたドライバー 
もう時間がないや
真夏のマジックまだ溶けないで
サマードライバー
サマードライバー
サマードライバー
ファムファタールも汗ばむ

ヒラテマリノが





















































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