2022年のゲーム遍歴
自分用。すぐやめたようなのは含まず。
ポケモンユナイト
今年はほぼこればっかだった。リリースから日が経って当時ほどの注目度はなくなったものの普通に良ゲーだと思う。
基本システムから変えてきた、本当の意味で進化したMOBA。10分きっかりで終わるのと最後の逆転要素でこの手のゲーム(の低ランク)にありがちなダレる長期戦がないし、ちょっとしたスキマ時間に安心してプレイできる。
あとプレイヤー層もカジュアルで、参加型配信も盛んなのも大きい。これがきっかけでYouTubeにコメントするようになったという意味で、自分にとってはネットの使い方を変えたゲームといってもいい。
王者栄耀
中国で最も人口の多いゲームだけど、日本ではほとんどプレイヤーがいないMOBA。日本語Wikiはあるけど実質ほぼ個人サイト。Arena of Valor(アリヴァラ)の中国版といったほうがまだ通じそう。
前からちょくちょくやっていて、妻に自慢したいがためにユナイトからちょっと離れてランクを最强王者まで上げてまたユナイトに戻った。結構頑張ったし個別記事書こうかと思ったけど需要なさそうだからやめた。
中国ローカルながら、さすが市場が大きいのか結構な力が入っていて、凝ったスキンも実装されてたり。
遊☆戯☆王マスターデュエル
リリース時に話題になってたのでプレイ。自分はシンクロ全盛時代にちょっとやった勢。
TCGなので当然無課金だと安いデッキしか組めないし、復帰勢の知らないデッキが出てきて歯が立たないのも当たり前。ただハースストーンに比べてカードの効果が複雑すぎて追いつこうという気が失せてしまった。
自分は今の遊戯王についていけずにギブアップしたけど、基本無料で遊戯王がオンライン対戦できるという意味では本当にいいソフトだと思う。
Vampire Survivors
これもニュースが目に入って安価だからと購入。
シンプルなグラフィックとシステムで大バズりと、個人ゲーム開発者としては夢のあるような話。今時の洋ゲーよりも「洋ゲー」な絵柄なのにVTuberがこぞって実況してたのも印象的。
ただよく考えると攻撃ボタンすらない超シンプルな操作性にわざとらしいともいえる古風なドット絵と、売れる作りになっているように見える。結局はカジュアルなゲームがウケる世の中ということ。
DAEMON X MACHINA
Epic Gamesストアでの無料配布。
アーマード・コアを簡略化しつつ、豪華声優陣によるフルボイスでいつもよりはストーリーがついた感じ。正直、無理したせいで中途半端になった印象。こういうのはバンナムにでもやらせとけばいいと思う。
商品としての完成度みたいな見方をしちゃうとイマイチなんだけど、それっぽい台詞を聴きながらグリグリ動いて敵を倒すだけで心が落ち着いてくる。ゲームってのはそれだけでいいのかもしれない。
GUNDAM EVOLUTION
ユナイトだけ延々やってんのも、と思ってたところにサービス開始したのでやってみた。
ガンダムでeスポーツライクなFPSという時点でかなり無謀で、実際「ガンダムのゲーム」としてみるとツッコミどころ満載。ビームサーベルが振れないRX-78ガンダムって前代未聞なのでは。ガンプラバトルっていう設定にすれば何もかも上手く収まりそうなもんだが、対象年齢層的な判断だろうか。
最初勝率が30%とかだったのが、MSに乗ってることを忘れ歩兵になったつもりでドタバタ走り回るようにしたら少しは戦えるようになった。やっぱりロボゲーじゃない。
ゲーム内容的には健闘しているし、配信も結構盛り上がっていたんだけどオーバーウォッチのポジションを奪うには日本の版権ゲーなのが足を引っ張っていて厳しいと思う。
ディアブロイモータル
ゲーム製作のほうが全然進んでなかったので、一旦対戦ゲームは休止してゆるいのをやることにした。
はっきり言ってありがちなスマホハクスラにしか見えなかった。ゲーム開始から自キャラがレベルに応じて少しずつ強くなっていくだけなので、アイテム拾ったり新スキル解放するのに全然楽しさがない。自分はDiablo2だけで3はやってないから、本家もこうなってるのかもしれないけど。
ストーリー終了後も単に数値がインフレしていくような感じに見えたのと、固定PT必須コンテンツが出てきたのでプレイ終了。PoEみたいなのは万人受けしないとはいえ、Diabloブランド使うならもうちょっとらしくしてほしかった。
noita
去年からちょくちょくやってたけど、これは恐るべき神ゲー。ローグライト要素に物理演算と杖の合成が完璧にかみ合っている。
まずPVの印象とは裏腹に道を切り開くためにパズルを解くような場面は皆無で、敵を倒すのに活用できることもあまりない。代わりに毒や溶岩や酸が命を脅かしにきて、アクションとしてのゲーム性と緊張感を増している。地形を破壊してのショートカットもかえって危険を招くこともあり、ゲームバランスが保たれている。
杖の合成も面白くて、強くなっていく敵に対抗するためには火力がないと苦しい(ハメやガン逃げが難しいのも絶妙)。拾った杖のスロットに呪文をセットするシステムで、追加効果や発射間隔のメカニズムが複雑になっていて瞬間火力・燃費・命中性・そして安全性を考える楽しみがある。
欠点を挙げるなら、難易度が凶悪すぎるうえ一部理不尽すぎる要素("YOU HAVE ANGERED THE GODS")があること。でも神ゲーなのでいつかクリアしたい。
RAGE2
Epic Gamesストアでの無料配布。
雑魚を連続撃破でゲージ貯めて大暴れするのが楽しいし、メインミッションの出来は十分なんだけど、退屈なサイドミッションをやらないと進めなくなったので休止。
Warhammer 40,000: Mechanicus
Epic Gamesストアでの無料配布。前にSteamでフリーウィークエンドだったときちょっと興味惹かれていたのでプレイ。
血色の悪いサイボーグ狂信者を率いてガイコツアンドロイドと戦うという、どっちが悪なのか分からないストーリー(元のWarhammer 40kが全体的にそういうテイストだけど)。ステージも最初から最後まで暗い。
ゲーム内容はXCOMに近い。一見とっつきにくさに全振りしていて、デフォルト難易度でも序盤は苦戦した。けれど一部スキルが超強力なせいか途中から大味になり、最後は楽勝になってしまった。悪く言えば見た目に反してたわいもないというか。スパロボくらいの難しさ?
Wolfenstein: The New Order
これもEpic Gamesストアでの無料配布。ちょうど今プレイしていて、終盤に差し掛かったところ。
可もなく不可もなくというか、普通のFPSといったところ。いやAAAタイトルとして申し分ないクオリティなんだけど、敵のAIだとか物理演算だとかのシングルプレイFPSの基礎要素はHalf-life2~F.E.A.Rで完成してしまっていて、こういう感想しか出てこない。
去年やったSaints Rowと同じ話だが、逆に言えば金かけたゲームは安定しているわけで、だからこそ大企業の商売になるんだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?