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Age of Empires II: Definitive Editionは、(日本においても)新規が入りやすい環境なのでは

※見出し画像はHD Editionのものです。(公式かは不明)

いやー面白いぞAge of Empires II: Definitive Edition(以下、AoE2:DE)。文明追加のDLCも、ブリトンフランクしか使わないからいらないと思って買ってなかったけど、たった今お布施でポチっといた。

AoE2:DEには原作AoE2からの古参だけがやり続けているゲームのようなイメージもあって、新規の獲得が議論されてたりもする。私も前に以下のような記事を書いたぐらいだが、そんな心配しなくてもいいほど恵まれているのではというのが本記事の趣旨だ。

新規でも大丈夫

まず、今になってドハマりしている私だが、ガチ戦はDEからのデビューだ。証拠を見てもらおう。

キャプチャ

チーム戦の公式レートが3桁から始まっていることが分かる。これは領主で軍作って攻めれば相手が即放棄してくれるレベルだ。ランキング上位のプレイヤーを見ると1600以上からスタートしているので、誰でもこうなるわけではないというのは確かだろう。

なお、これはLANでのカジュアルプレイとキャンペーンしかやってなかった(しかも20年前の話)プレイヤーがろくにオーダーも覚えず飛び込んでみた結果なので、普通に練習してからいけばもっと上から始まるはずだ。

当然、最初は即死で連敗を重ねたが、チームメイトに罵倒されることはなかった。後で分かったことだが、1600未満では(以上でも?)即死なんて別に珍しくないので、「まーた即死前衛だよ」ぐらいの感覚だ。いちいちチャットで悪口なんて書く気にならない。

そこからオーダー覚えてランクマッチを回し続けて、延べ7ヶ月くらいで2200近くまで来た。勝率は45%しかないので明らかに才能(と若さ?)が足りてないのだが、単にレートがインフレしてるとか数こなせば上がるというわけでもなく、2000未満で行き詰っているプレイヤーもちらほら見つかるのでゲームへの理解は追いついている、はずである。

ここまで来ると敵も味方も序盤(領主の時代)からのラッシュは常道で、それ以降も定石を組み合わせつつ注意力と連携(読み合いはまだまだか…)の勝負になる。これなら新規から始めてプレイできている、といっていいだろう。別にレートいくつでもプレイしていれば続いているといえるのだけども。

日本語の攻略読めば戦える

それでどうやって強くなる(弱すぎなくなる)のかだが、原作時代からの猛者が日本語で攻略情報を残しているのでそれを見ればいい。ページ数少ないWikiと昔のブログばっかじゃん、と思うかもしれないが、あれを覚えるだけでかなり戦える。海外のサイトのほうが充実しているような内容もあるが、読まなくてもなんとかなる(なってる)。

RTSというジャンルはまず初手のオーダーをこなすことがスタートラインで、これが障壁と思われがちなのだが、とにかく攻略サイト通りにやればゲームに参加できる、とも考えられる。というよりも、書いてあることを守れれば上級者と言っていいかもしれない。以下のサイトを見てほしい。

Age of Empires II: Definitive Edition Rating Charts
https://ratings.aoe2.se/

チーム戦ランクマッチのレート分布をみると、全プレイヤーの平均値は1500近いようだ。だが私の記憶とゲームを観戦した感じでいえば、このレート帯のプレイヤーは

・序盤軍事ユニットを出さず、柵だけ張る(囲ってぬくる)
・柵も張ってない相手に奇襲で即降参を狙う(囲ってない相手探して斥候)

のどちらかで、「序盤から内政妨害と援護のために軍事ユニットを出す」という基本的な考え方に沿っていない。(海外サイトにも同じようなこと書いていそうなもんだが見つからなかった。でも高レートの試合見たら軍出してる)

なので、先人の教え通り領主から軍出せば、平均よりは上はすぐ行ける。最初は操作がおぼつかなくて勝てないかもしれないが、練度が上がればダイレクトにレートに反映されるし、上級者も採用する戦術なので途中から通用しなくなるといったこともない。

これは、元のAoE2が古いゲームなので語ることが残っておらず、蓄積された情報で十分ということかもしれない(逆に言えば日本語での最新情報は貴重なので感謝しよう)。最近のゲームだと日本人がいない=日本語の情報もないので大きな差だ。

まとめ

AoE2は、弓貯めるか騎士回すこと覚えれば上級者になれる簡単なゲームである(斥候は?ってツッコむ人は相当な猛者)。チーム戦では本当にこれだけしてれば、あとは味方がなんとかしてくれる。1v1(h2h)は一人で全部やるのでちょっと難しい。

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