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そのこだわりが「イイモノ」を作る。【干麺 その1】

【迫製麺編/01】
いろいろ選べる時代だからこそ
私は「こだわり」でイイモノを買う。

食に対するアプローチに変化が生まれた2020年。しばらくはその流れが続いていきそう。美味しいものを賢くゲットするためのポイントは「こだわり」をヒントにすること。「こだわり」の向こうに美味しさがあるんです、きっと。

今回のイイモノは迫製麺所の『天日干しうどん』をご紹介します!
温暖な気候に恵まれた瀬戸内の江田島で「天日干し製法」にこだわった、江田島市のブランド「えたじまブランド」にも登録されている逸品。うどん・そば・素麵のセットも販売されており季節を問わず楽しめる麺としてお中元やお歳暮、内祝いなど贈答品としても喜ばれる一品です。
そんな「迫製麺」のコレ買い!のこだわりを紹介します!

コレ買いその1@手間暇惜しまぬ職人ワザ


昭和18年の創業時と変わらない製法の「天日干し製法」は想像以上の手間ひまがかけられています。
まずはいくつかの天気予報から天候を読み取り、翌日以降の4日間ほどの生産スケジュールを立てます。完全天日干しにこだわるからこそ天候確認は外せない項目です。天気との対話からモノづくりが始まるって、地に足ついた仕事ですね。

生地ができると均等に伸ばし、ロール状にまとめます。この均等に伸ばすための機械は先々代から続く機械だそう。スゴイ! 古すぎるため再生産は不可で、いざ直すとなると今では高額の設備必要がかかるが、整備しながら今もなお現役で活躍しているという迫製麺所の歴史の証人。
性能の良い機械もあるでしょうが、納得の行く製品づくりのためには手放せないというのもこだわりですし、そこにアジャストする技術もすごいですね。

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巻き取った生地を麺状に裁断します

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裁断された生地を棒ですくいとり棚にかけていきます。これも長年変わらない職人による工程。

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麺を手際よくハサミでカットし、長さを切りそろえます。

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切れ端が個性豊かなのは一つ一つハサミでカットされているからなのかと納得。
お手元に届いた際には要チェックです。
職人のワザとしてはほんの一部ですが、全行程で細やかな技術とこだわりがあって、それが「イイモノ」につながっていると感じました。

コレ買いその2@妥協しない味へのこだわり

製品の始まりは生地を練ることから。
粉と塩分の分量は、その日の気温と湿度によって調整。練りながら生地の状態を確かめます。粉と塩分のバランスが天日干しの際に大きく影響して、味にも影響するため重要な工程となります。
実は生麺に比べて水分が少ないため、その分原材料費も割高になるとお聞きして驚きました。

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使用しているのは厳選された小麦粉。その配合は迫製麺所に代々伝わる秘伝の配合なのだそう。
圧倒的な風味を感じさせながら、しっかりしたコシも出る、そんな配合になっています。急遽若くして4代目となり、試行錯誤の日々があったといいます。
そこにあったのは、代々受け継がれた秘伝のレシピと、消費者の笑顔を作り出す、美味しさへのこだわりでした。

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本当に美味しいんです。麺への愛情と味へのこだわり、その妥協なき姿を見ると納得できる、信頼できるからこそ、全力でオススメできます!

今回はここまで。まだまだ魅力が語り尽くせないので続きは次回

でも、いかがでしょうか。

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皆さまの元に届くまでにはいくつもの工程とこだわりが存在します。
4日以上かけて丹精込めてつくりあげられた麺は、1度食べたら忘れられない。きっと虜になりますよ!

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4台目店主から。
手間暇と愛情をかけて江田島の自然とともに熟成・乾燥させてつくりだされた干麺を、島の風景を想像しながら食べていただければ幸いです。

これは食べるしかないですね^^

 この干麺は大量流通していない、プレミアム感のある麺です。何よりのどごしや食感が別物! 生産者のこだわりを聞いたらさらに食べたくなってきますね。こだわりは品質や美味しさに繋がる魔法です。
「こだわり」に乗っかって、イイモノを手に入れてみません?

気になったらこちらへ!

(文責・がっきー)


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