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そのこだわりが「イイモノ」を作る。【干麺 その2】

【迫製麺編/02】
いろいろ選べる時代だからこそ
私は「こだわり」でイイモノを買う。

食に対するアプローチに変化が生まれた2020年。しばらくはその流れが続いていきそう。美味しいものを賢くゲットするためのポイントは「こだわり」をヒントにすること。「こだわり」の向こうに美味しさがあるんです、きっと。

今回のイイモノは前回に引き続き迫製麺所の『天日干しうどん』をご紹介します!
温暖な気候に恵まれた瀬戸内の江田島で「天日干し製法」にこだわった、江田島市のブランド「えたじまブランド」にも登録されている逸品。うどん・そば・素麵のセットも販売されており季節を問わず楽しめる麵としてお中元やお歳暮、内祝いなど贈答品としても喜ばれる一品です。
そんな「迫製麺」のコレ買い!のこだわりを紹介します!

コレ買いその3@おひさまの干麺

製造時のポイントとなるのは「天日干し」。
この天日干しの工程が味のポイントでもあります。私は勝手に「おひさまの干麺」と呼んでいます。天日干しなので、不思議と「おひさまの香り」や「おひさまの味」がしそうじゃないですか。

しかし何とも壮観だと思いませんか? 青空にたなびく麺。
でも天候・時間と闘いながら見た目以上に重い麵を運び並べていく大変な作業。
乾燥の際には晴天が続くことはもちろんのこと、風の状況も読まなければいけません。風が強いと干された麺が衝撃を受けて落ちてしまいます。かといって無風だと麺に水分が残り過ぎてしまいちぎれる可能性があるので目が離せません。
気候を読むことが干麺の出来を左右するのです。

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麵の表面の乾燥具合をみて室内に格納します
※2~3時間麺の表面を乾かした後、日も風も入らない室内で寝かせて、時間をかけて内部の水分を逃がしていきます。ここで熟成も進みます。

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天日干しと室内干しを4日間ほど繰り返して干麺が出来上がります。天日干しと室内干しを繰り返し、最低でも2日かけて2回ずつ行い、乾燥させていきます。1日につくる麺の量は何と300㎏にも及ぶんだとか。乾燥のために外や室内に移動させるだけでも根気のいる作業ですね。

コレ買いその4@やっぱ美味いな! つるしこじんわり!

 いくつもの工程を経て、江田島名物 迫製麺所の干麺ができあがります。
4日以上丹精込めてつくりあげられた麺は、1度食べたら忘れられない。きっと虜になりますよ!

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 その「特徴のその1」は、何といっても職人ワザと天日干しが生み出すツルッとした舌触り、のどごし。これが実に気持ちいいんです。食べ物なのに、気持ちいい。これは体験してほしいと思うところです。

 次に「特徴その2」は、手間を惜しまない工程で、熟成が進んで生まれるシコシコのコシ。干麺とは思えない食感にやられてしまいます。このコシの虜になる人が私の周囲でも続出してます。

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 最後の「特徴その3」は驚くほどのうま味です。よく粉の味や香りを感じるとかいいますが、それだけではありません。ベースにはしっかり小麦粉の香りと甘みを感じつつ、太陽と島吹く風で熟成した深みで胃も心も鷲掴みにされます。
 最初は1本、何もつけずに口の中へどうぞ。舌触り、味、のどごしを口で楽しんでいると、すっと抜ける香りが鼻をくすぐります。知り合いの第一声のほとんどは「何これ!ウマっ!」でした。皆さんはどうでしょうか。お試しください。

4台目店主から。
手間を惜しまず、天日干しにこだわっているからこそ味には自信があります。ぜひ召し上がっていただきたいです。


これは食べるしかないですね^^

 この迫製麺所の天日干し干麺は何よりのどごしや食感が別物! 味の深みにリピーター続出の麺です。生産者のこだわりを聞いたらさらに食べたくなってきますね。こだわりは品質や美味しさに繋がる魔法です。
「こだわり」に乗っかって、イイモノを手に入れてみません?

気になったらこちらへ!

(文責・がっきー)


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