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「明らかに要らないもの」から手放す

やましたひでこさんが「断捨離」という概念を提唱し、こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」の本が大ヒットしたのは2010年。それから10年たち、今や「断捨離」という言葉を知らない日本人はいないでしょう。

私も10年前から、「物を手放すと、心がすっきりして、良いエネルギーが入ってくる」ということは知っていましたが、断捨離は、頭ではわかっていてもなかなか実行に移せないことの1つ。

「捨てるものを決める」「実際に捨てる」という行為自体もそこそこエネルギーが必要なため、やりたいけど長年できてない人も多いのではないでしょうか。

私も、そんな一人ですが、12月になり、ミニマリストの方のお話や、放置していた不要なものを手放してすっきりした話を聞くと、一気に「捨てる」「手放す」モチベーションが高まり、私もようやくうちの粗大ごみを3つ手放しました。

クリスマス前にようやく手放せたもの

そう、「不要な物」にもレベルがあります。

レベル1.明らかに不要で捨てていいもの。粗大ごみ
レベル2.いつか使うかも/読むかも/着るかもしれない精神で持ってるもの
レベル3.使わないとわかってるけど、思い出として持っているもの

レベル2以上になると、モノと向き合い、自分軸を持って要否を判断する必要がありますが、私の場合は、今回はまだレベル1。

しかも、置いてた場所は「玄関の前」。風水などでもまずはここからきれいにしましょう、という大事な場所。(以前、不要品買い取りの人に見せるために玄関に置いて、買い取り不可判定をもらってそのままにしていたという、ズボラすぎる私。。。)

昨日の金曜日、仕事を終えて夕飯も済ませた後、ようやくうちから手放したものとは、この3つです。

1.下の息子(今9歳)が使っていたチャイルドシート
  →もう誰も使わない。しかもかさばる。
2.私が高校生のとき使っていた30年ものの卓上ミシン
  →2年ほど前に新しいミシンを買ったので明らかに不要
3.夫が20年くらい前に買った電子ピアノ
  →キーの一部が押すと戻ってこない、などだいぶ老朽化していて、去年折り畳み式の卓上電子ピアノを買ったので明らかに不要

1週間前に捨てると決めてから、①ごみ処理券を買う、②市の粗大ごみセンターに電話をして番号発行する、③ごみ置き場に持っていく のアクションにかかった時間はトータル1時間程度。はたから見れば、さっさとやればいいのに、という内容ですが、私としては、ちゃんと実行した自分を褒めてあげたいです。

金曜日の夜、大きい粗大ごみを一緒にごみ置き場に持って行ってくれた夫にも感謝です。

捨ててみて感じたこと

まずは、玄関がすっきりして気持ちがいい!(あまり玄関に粗大ごみを置いておく人はいないと思いますが…)

娘からも「玄関のあれ、じゃまだったけどスッキリしたー」と好評。

そこにあったものがなくなって、空間ができている。それだけでいい気分です。今は次の断捨離へのモチベーションも高くなっているので、「いつやるの?今でしょ」の勢いで、続けていこうと思います。

「不要なものを捨てる、手放す」というのは、本来は人生の中の優先度を「中」か「高」にすべきですが、長年「低」においやられてできずにいました。

モノと向き合うことは、自分の価値観を言語化することにもなるので、それによって仕事や日々の言動においても、他人軸ではなく自分軸で行動できる人にもなれると信じています。

まだ、うちにはレベル1のモノもありますが、レベル2の服や靴などのモノにも向き合い、手放し、うちの中も気持ちも軽く、居心地のよい空間にしていきたいと思います。(そして、息子が中学生になったら、おもちゃ類もどうにかしたい)

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