伝説のメンター・大久保寛司's RADIO「あり方研究室」VOL.54「風向きと潮の流れに乗って生きる」
大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!
第54回のテーマは「風向きと潮の流れに乗って生きる」です。
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■VOL.54「風向きと潮の流れに乗って生きる」
GUESTは、中田俊さん。中編です。
こちらからお聞きいただくことができます。↓
これまでの「あり方研究室」の再生リストです。
こちらから、過去のGUESTの対談は全てご覧になれます。
https://youtube.com/playlist?list=PLvUYkPOFnpyS2iLp9MnVMW4DXWfN8TjZn
大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。
2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。
所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。
そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。
これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。
これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司
「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。
共に学んでいきましょう!
今回のGUESTは、京都四条烏丸で、『学び場 とびら』を運営する中田俊さんです。
中田俊さんの考える「これからの時代の場のあり方」とは何か。
「自然体で新しい可能性をどんどん拓いていく」中田俊さんと、大久保寛司さんの「新しい時代の場」のヒントに溢れた、お二人の対話を、是非、ご覧ください。
■中田俊さん
株式会社夢びと しゃちょー
1979年大阪生まれ。洛南高校卒業。神戸大学中退後、弁当配達スタッフから一念発起し、28歳で税理士試験合格。全国の素敵な経営者と出逢い、自分の会社をまず『いい会社』にすると決める。新しい価値観と出逢う場創り、共創プロジェクトとして、コフィーリングスペース『学び場 とびら』を運営中。
■中田俊さんインタビュー記事
http://www.rinen-mentor.jp/interview/
■「学び場 とびら」
https://kyoto-iju.com/space/ba_05
VOL.54のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。
■VOL.54「風向きと潮の流れに乗って生きる」
中田:10代や20代の子と一緒に事業をやったりすることが、ちょこちょこ増えてきて、飲食店も、あまり僕が口を出さずに、「どんな感じでやるのかな?」ということをなるべく観察しようと思っています。
大久保:普通、飲食店をやるとなると、たとえば、「営業時間をどうする」とか「メニューをどうする」とか、そういうふうに考えると思うんですけど?
中田:(飲食店のメンバーで)マレーシア帰りの女性は、メニューとか食材とかを考える前に、出てきたゴミをずっとコンポストでかき混ぜています。たぶん日本の飲食店で、入ってすぐにゴミがある店ってなかなかない(笑)感性としてナチュラルにそれができるのってすごいなと思っていて、日本にある普通のお店の感覚とは違うスタートをするんだなというのがすごく面白いというか、違いがこんなにあるんだなというのは見ていて、すごい楽しいんですよね。
大久保:中田さんは、元々ベースが税理士じゃないですか。言ってみれば、ある意味、お金勘定が仕事ですよね?
(お金勘定の前に)飲食店の入り口にゴミの袋がまず置いてあるといった、普通からははみ出たものを、「面白い!」と思える特性というのは昔からですか?
中田:そうですね。大学も辞めちゃっているので、たぶん元々そういう資質はあったのかなと……。でも税理士として、いわゆる普通の企業の応援を仕事ではしていたんですけれど、寛司さんと出会って、いろいろないい会社を回らせてもらったり、海外もいろいろなところを回らせてもらって、基準が変わるということはあったかなと思います。
大久保:中田さんを見ていると、将来の設計図、回路図を見ながら(進む)ということではなくて、風向きと潮の流れに乗っているうちに何かに出会う、そういう印象が強いですよね。そうすると、「あれ、この島にこんな面白いものがあった!」というような。
中田:寛司さんがよく言われるように、「右足出して、左足出していたら」ここまで来たという感じです。
大久保:たとえば、レストランを若い人にさせると言っても、別に経費がゼロではないですし、場所も借りているわけですし、あと、京都の一等地にワンフロアをぶち抜きで借りて、ほかのフロアも借りていらっしゃるわけですから、いろいろとお金のかかることをされていて、不安というのはないんですか?
中田:今はもう全然ないです。
『とびら』をやり始めてから、寛司さんに連れて行っていただいた伊那食品さんの仰っている「年輪経営」は、僕も経営の考え方として理想だなと思っています。確かにずっと赤字は赤字なんですけど、本当に薄い年輪ですけど、ちょっとずつ重ねながらいい方向には行っているので……最終、生きているあいだぐらいには、帳尻が合ったらまあいいかなみたいな感じです。
大久保:ロングレンジで先を見ているんですね。
中田:帳尻が合いそうになってきたなと思ったら、また飲食店を始めることになったりして(笑)、帳尻が合わないような感じになるので、たぶん、最後ぐらいまで合わないのか、最後も合わないのかわからないですけど。
大久保:確か農業もやっていませんでしたか?
中田:『とびら』に面白い農家さんがよく来られていて、その方と話していたら、いつのまにか、「一緒に農家目線の会社を作ろう!」ということで会社を始めて、手伝いに行っています。
大久保:農業とレストランとメインの事務所と。他にもまだあるんですか?
中田:今、『とびら』に来られている会計士の方と「綿菓子屋さん」を学生さんと一緒に始めたり、海外のアーティストと一緒に住む「シェアハウス」も作ろうと思っています。
大久保:面白いですねえ。
つづく
(中田俊さんとの対談は後編に続きます)
✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。
■「あり方研究室」VOL.54音声配信
大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長
日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。
大久保寛司著「あり方で生きる」
■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。
「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、
よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。
✴︎
VOL.54のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。
42「全ては、なるようになる」
これまでの「あり方研究室」はこちらから、どうぞ!↓
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