【悪のすくつ】言い間違いは楽しい【ビブラートに包んで】
虫さんとことこのコピペをご存知でしょうか。
引用してみますのでぜひごらんください。
書き込みの内容はさておき、重要なのは太字の部分です。
「虫酸が走る」という慣用句の「虫酸(むしず)」をそのまま「むしさん」と呼んでしまったゆえの変換ミスでしょう。
この書き込みをした人間には「虫さんトコトコで草」というセンスの塊レスがついて一躍有名になり(本当か?)コピペになった次第だと思っています。
さてこんなのはインターネットを触っている古いオタク野郎ならご存知だろうと思います。
私の友人は総じて古いオタク野郎ですので、飲み会の際のエピソードトークなんかには
「いやマジで虫さんが走ったよ」
「虫さんレース開催しているじゃねえか」
という粘着質な笑いが生まれるというものです。
オタクの飲み会を舐めるな😠
それがきっかけかはわかりませんが、果たして私はこんな変な言い間違いを「あえて」言うと悪癖が身についていました。
これが本当にいやらしく、自分を苦しめるとは知らずに。
一番最初は会社員時代にあまり仲良くない先輩と話していたときです。
私はシステムエンジニア(中小企業特有のシステムのことなら何でもする人間)をしていましたので、なぜかサーバの設置作業なども一日かけてやっていました。
わかりやすく説明すると、大工さんなのにとんかちを一から作る仕事もある感じです。まあ一応専門分野だけど、専門分野じゃないよね(?)
私は当初あまり仲良くない先輩とマンツーマンで作業をし、休憩中に仲良くなろうと模索していました。
あの頃は純粋でしたので、せっかくマンツーマン作業をするなら仲良くなりたいなという人生で一番心が澄んだ発想に至ったのです。
私は率先して雑談の話題を振り、最後の最後で自爆しました。
先輩「だからあのひと結構怖いから気をつけてね」
ぼく「あーおきょく様って感じなんですね」
先輩「おきょく……?」
ぼく「……?」
先輩「それって、どういう意味?」
ぼく「え、あ、すみませんお局(つぼね)様のことです!」
先輩「あ、やっぱり? なんか言いづらかったわ……」
ぼく「す、すみなせぬ……」
先輩「……」
ぼく「……」
なんてことない話ですが、当時は本当に仲良くない人だったのでマジで馬鹿だと思われたんだろうなと今でもちょっと冷や汗をかきます。
「読み方は知ってるけどあえて間違ってたら自然に出てきた」エピソードです。
まさかエッセイ上でそれをやってないかなと調べたら、半年前、今年の3月にやっていました。
話の展開的にマジで書いてますねこれ。
()の中とかで突っ込んでもいないですし。
やばいよこれやばいよ。いずれなにかもっと大事なところでやっちまうよ。
ということでこんな悪癖をお持ちな稀有の方、私の他にいるとは思いませんが急いで矯正をしたほうが良いですよ。
そんな注意喚起でした。
それでは。
おまけ
そういえば、以前エスカレーターエレベーター盲の話をしましたがこれに似ているのかも?
いや似ていないか。
ただ宣伝しただけか。
ごめん。
サポートという機能があるのに初めて気づきました。みなさんもそうだと思うのでぜひ私のエッセイで試してよいですよ。お願いします。