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文通でのやり取りが続かなかった話

4年ほど前に、手書きの日記を始めました。
始めて半年ほど経って、手書きから生まれる文章の可能性を広げたい。
と思い立ち、文通をしてみようとwebの文通募集の掲示板を通して、5人の方と手紙をしました。
5人全員、半年で手紙のやり取りが途切れました。
私からフェードアウトした方が一人と、残りは相手からの返信がなかったパターン。
その返信が途切れた理由は、いろいろあるかと思いますが、大きな共通点があります。
文通での会話のキャッチボールに、私が興味がなかった。
デフォルメすると文通でのやり取りは

とある男さんは、映画好きですか?私は好きです。最近観た作品は○○で etc 
とある男さんは、読書好きですか?私は好きです。最近読んだ本は○○で etc 

と、自分の興味のある事・話題に対して、私も同様の興味・関心があるか、問いかけられます。
私はその確認をスルーして、答えません。
答えたくないワケではなく、興味・関心がないことを、わざわざ書くのもメンドーなんです。
なので、スルーする=私は興味ないですよ、という意味なんです。
きっとこの私のスルーが、相手には、私の話題に興味がない・冷たいという印象を与えたと感じています。

反対に、私が書く話題は、相手へと問いかけはほとんどなく、自分の好きこと、書きたいこと書くスタイル。
それもまた、相手には、私の話題に興味がない・冷たいという印象を与えたと感じています。

私はまず共感や同意を求めるコミュニケーションよりも、自分の好きなことを書く、それに相手が共感してくれたらうれしい。
つまり、共感を前提にするのではなく、お互いの共感ポイントを見つけることは難しい。だからこそ、自分の興味あることをいろいろ書き連ねて、そこに相手が共感するところがあったらラッキー。という姿勢です。

なので、共感をあまり示さない私との文通に、相手はやり取りする意味を見出せなくなった。
というのが、私の推測です。

会話のキャッチボールは、相手にとって受けやすい球を投げることが基本です。
私は、自分の好きな球種を投げるから、捕れる球を受け取ってというスタイル。
まぁイヤになりますよね笑
それは文通に限らず、全てに通底するスタイルかもしれません。。

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